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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-03-25 / 文学:その他実用:その他趣味 / 学内講座コード:1105

名筆を極める書道実技(漢字) 藤原佐理の離洛帖を学ぶ

主催:国士舘大学 地域連携・社会貢献推進センター国士舘大学 世田谷キャンパス(東京都)]
問合せ先:■公開講座(教養・語学・歴史・芸術・健康・水泳・水中運動・ゴルフ)に関するお問合せ
国士舘大学 地域連携・社会貢献推進センターTEL:03-5451-1921
■スポーツ講座(スポーツ・水泳<キッズ・ジュニア>・武道)に関するお問合せ
国士舘大学 スポーツプロモーションセンター TEL:03-5451-8112
開催日
05月13日(土) 〜 07月29日(土)
講座回数
12回
時間
13:20〜14:50
講座区分
前期 
入学金
2,000円
受講料
36,000円
定員
7
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
春期は、三賢(三跡)のひとりである藤原佐理の手紙のうちで最もすぐれており、空海の「風信帖」に比肩するともいわれている「離洛帖」を本学の公開講座では、はじめて取り上げます。
佐理の「離洛帖」は、「詩懐紙」とは異なり、当面の用事をすませるだけで足りる手紙ですから、筆に任せて非常に速く書いています。そのため字形の簡略化が顕著で崩れた文字も少なくなく、崩れた文字が交錯していますが、全体の調和は見事です。とりわけ気脈が貫通しているので一行が一つにまとまって見え、文面全体が調和の美となっています。藤原明衡(989?1066)は「新猿楽記」に佐理の書の特徴を「一墨之様」(一行を一字のように書き流したように見えること)といっています。「離洛帖」はまさに「一墨之様」といえ、崩れた字形が織りなす美と奔放自在に筆を走らせる行筆の変転の妙趣とが、全体の調和した美を生み出しています。
この「離洛帖」を学ぶことで一つ一つの字形に拘らずとも、全体の調和した美を生み出す書の可能性の広さを理解することで、書の表現領域の広さを身につけます。


-講座スケジュールにつきましては、休講等により変更になる可能性がございます。-

【講座スケジュール】
第1回 05月13日(土) 
第2回 05月20日(土) 
第3回 05月27日(土) 
第4回 06月03日(土) 
第5回 06月10日(土) 
第6回 06月17日(土) 
第7回 06月24日(土) 
第8回 07月01日(土) 
第9回 07月08日(土) 
第10回 07月15日(土) 
第11回 07月22日(土) 
第12回 07月29日(土)

備考

対象は、中級レベル?上級レベルです。

【受講資格】
「名筆に学ぶ書道実技(漢字)」講座を過去に3回以上受講(修了書が授与)されている方です。

※この講座の申込受付は電話のみです

●持ち物:書道用具一式
●テキスト:日本名筆選39:藤原佐理集(恩命帖・離洛帖,他2点)、二玄社、¥2,640(税込)
※テキストは各自ご用意ください。

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 細貝 宗弘
肩書き 【学外】元文学部教授
プロフィール 最終学歴:東京教育大学大学院教育学研究科修士課程美術学専攻修了
指 導 歴:国士舘大学文学部教授、鶴見大学文学部・文学研究科(博士前期課程)非常勤講師、立教大学文学部兼任講師、慶應義塾大学文学部非常勤講師、東京大学教養学部非常勤講師
論 文:「最澄の真筆が延暦寺・来迎院・多度大社から出現」(親王院堯榮文庫研究紀要第8号)、「久隔帖につづく最澄自筆消息出現」(親王院堯榮文庫研究紀要第3号)他
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