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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-09-03 / その他実用:その他趣味 / 学内講座コード:1101

名筆に学ぶ書道実技(漢字) 空海と最澄の書法を学ぶ

主催:国士舘大学 地域連携・社会貢献推進センター国士舘大学 世田谷キャンパス(東京都)]
問合せ先:■公開講座(教養・語学・歴史・芸術・健康・水泳・水中運動・ゴルフ)に関するお問合せ
国士舘大学 地域連携・社会貢献推進センターTEL:03-5451-1921
■スポーツ講座(スポーツ・水泳<キッズ・ジュニア>・武道)に関するお問合せ
国士舘大学 スポーツプロモーションセンター TEL:03-5451-8112
開催日
10月01日(土) ~ 03月04日(土)
講座回数
15回
時間
09:00~11:00
講座区分
後期 
入学金
2,000円
受講料
37,500円
定員
15
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
空海筆「風信帖」は空海が最澄にあてた消息三通を巻子本に仕立てたものです。首行の語句にそれぞれ「風信雲書云々」「忽披枉書云々」「忽恵書札云々」とあるので、第一通の書き出しによって「風信帖」といわれております。三通それぞれ書風に少しずつ違いがみられ、空海は時と場合とによって最もふさわしい書き方していたことがわかります。三通のうち最もすぐれているといわれている第一通を規範に、王羲之風や顔真卿風を根底とした空海の高雅で洗練された書法を学びます(第1回~第8回)。

最澄筆「久隔帖」は最澄が空海にあてた消息を掛物に仕立てたものです。「久隔帖」も「風信帖」も表装の形態にかかわらず、帖といわれるのは、中国では名筆の首行の語句をとって「何々帖」というのに倣ったからです。「久隔帖」の書風は王羲之の集字聖教序の書風によく似ていますが、点画が細く、強い筆力のある清澄の書は最澄の個性の顕著なところです。奈良時代の末に生れた最澄が若年のころ当時流行していた王羲之風の書法を学び、王羲之風の書を書くようになったのは当然の成り行きといえます。「久隔帖」を新出の消息「伝教大師最澄書状案」(拙稿「久隔帖につづく最澄自筆消息出現」親王院堯榮文庫研究紀要第3号収載)と比較しながら、最澄の清澄の書法を学びます(第9回~第15回)。


-講座スケジュールにつきましては、休講等により変更になる可能性がございます。-

【講座スケジュール】
第1回 10月01日(土) 
第2回 10月08日(土) 
第3回 10月15日(土) 
第4回 10月29日(土) 
第5回 11月05日(土) 
第6回 11月12日(土) 
第7回 11月26日(土) 
第8回 12月03日(土) 
第9回 12月10日(土) 
第10回 12月17日(土) 
第11回 12月24日(土) 
第12回 01月21日(土) 
第13回 01月28日(土) 
第14回 02月18日(土) 
第15回 03月04日(土) 

備考

初級から中級レベルの方を対象としています。上級レベルの方でも空海と最澄の書法を学んでみたいという方はぜひご受講ください。レベルに応じた丁寧な指導をいたします。

●持ち物:書道用具一式
● テキスト:日本名筆選36:光明皇后・空海・最澄集(楽毅論・風信帖・久隔帖, 他3点)、二玄社、¥3,960(税込)
テキストは各自ご用意ください。

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 細貝 宗弘
肩書き 【学外】元文学部教授
プロフィール 最終学歴: 東京教育大学大学院教育学研究科修士課程美術学専攻修了
指導歴:国士舘大学文学部教授、
鶴見大学文学部・文学研究科(博士前期課程)非常勤講師、
立教大学文学部兼任講師、
慶應義塾大学文学部非常勤講師、
東京大学教養学部非常勤講師
論 文:「最澄の真筆が延暦寺・来迎院・多度大社から出現」(親王院堯榮文庫研究紀要第8号)、「久隔帖につづく最澄自筆消息出現」(親王院堯榮文庫研究紀要第3号)他
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