大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
三筆のひとりに数えられている橘逸勢が書いたといわれている「伊都内親王願文」は、行書体と草書体を交ぜて怱卒に書かれた珍しい願文です。
願文は神または仏に捧げる文書ですので、たいていは楷書体で謹厳端正に書くことになっています。「伊都内親王願文」の巧妙かつ変幻自在な用筆と格調の高さは別格で、とりわけ巻末の起請文の六行は、字粒が特別に大きく気象博大で最も魅力があります。
春期は「伊都内親王願文」の変幻自在な独得の用筆法を丁寧に学びます。

-講座スケジュールにつきましては、休講等により変更になる可能性がございます。-

【講座スケジュール】
第1回　04月25日(土)　
第2回　05月09日(土)　
第3回　05月16日(土)　
第4回　05月23日(土)　
第5回　05月30日(土)　
第6回　06月06日(土)　
第7回　06月13日(土)　
第8回　06月20日(土)　
第9回　06月27日(土)　
第10回　07月04日(土)　
第11回　07月11日(土)　
第12回　07月18日(土)　
第13回　07月25日(土)　

●対象:中級レベル～上級レベルです。

【受講資格】
この講座を受講するには一定の実技レベルが必要ですので、受講を希望される方には課題の臨書作品を提出していただき、そのうえで受講の可否を決めさせていただきます(なお、ご提出いただいた課題は返却いたしません)。
※「名筆に学ぶ書道実技(漢字)」を受講され、一定の実技レベルに達していることが望ましいです。
※継続受講のできる方が対象です。

●持ち物:書道用具一式
●テキスト:日本名筆選37:嵯峨天皇・橘逸勢集、二玄社、￥3，400+税
※テキストは各自ご用意ください。

【問い合わせ先】生涯学習センター:TEL 03-5451-1921

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	細貝 宗弘（保夫）
肩書き	【学外】元文学部教授
プロフィール	最終学歴: 東京教育大学大学院教育学研究科修士課程美術学専攻修了 現在の職業: 元国士舘大学文学部教授 論 文:「最澄の真筆が延暦寺・来迎院・多度大社から出現」(親王院堯榮文庫研究紀要第8号)、「久隔帖につづく最澄自筆消息出現」(親王院堯榮文庫研究紀要第3号)他