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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-10-15 / 心理:政治:その他教養 / 学内講座コード:21126

さようならリベラル!また会う日まで。

主催:慶應義塾大学慶應義塾大学 オンライン(東京都)]
問合せ先:慶應義塾 三田オープンカレッジ事務局 TEL:03-6822-9370
開催日
10⽉30⽇、11⽉6⽇、13⽇、27日(土)
講座回数
4回
時間
16:30~18:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
70
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

・昨今、リベラルは旗色が悪い。リベラル≒左翼、リベラル≒インテリ、リベラル≒外国かぶれ、リベラル≒上から目線、等々。それに対して、保守派は機嫌がいい。洋の東西を問わず、保守派、とりわけ専制君主的な要素のあるそれは、品格や教養に欠け、暴言もしばしば吐くが、となりにいるとオモシロイし、一緒にいるとタノシソウだともっぱら評判である。こうした紋切り型は、言うまでもなく間違っている。ただし、リベラルがハードルが高そうだというのは正解であると思う。もっともそれは、高学歴・高収入の知的エリートの住まう社交クラブに入らないと語る資格が与えられない…という意味においてではない。本レクチャーでは、リベラルに愛想が尽きかけている点で共通する二人の講師がリベラルの限界と詐術を論ずる。が、二人とも、「我こそが真のリベラルである」と言ってはばからない点でも共通している。リベラルと決別し、そして、ふたたび邂逅するための4回の講義にしたい。

・本レクチャーは、駒村圭吾と倉持麟太郎の共同担当で実施する。駒村は、慶大法学部とロースクールで憲法学を講ずる研究者である。倉持は、新進気鋭の弁護士であり、2015年の安保法制論争以来、日弁連憲法問題対策本部幹事等として、与野党問わず、憲法政策の渦中で常に論争を巻き起こすための仕掛けを構築し続けてきた在野の論客である。近時刊行された『リベラルの敵はリベラルにあり』(筑摩書房)は、倉持氏からの論争への招待状である。(なお、やむを得ない事情変更で、講師の登場日程に変更があるかもしれないのであらかじめお断りしておきたい)。

【スケジュール】
2021年10月30日(土)5限(16:30~18:00) 主題:リベラルをあわれむ
説明:リベラリズムの現状と問題点をおさらいする。

2021年11月06日(土)5限(16:30~18:00) 主題:リベラルをしかる
説明:具体的論点をあげて、リベラルの限界を摘出する。

2021年11月13日(土)5限(16:30~18:00) 主題:リベラルをわらう
説明:具体的論点をあげて、リベラルの喜劇的結末を論ずる。

2021年11月27日(土)5限(16:30~18:00) 主題:リベラルをほうむる
説明:真正のリベラルとは何か、フェイクなリベラルを超えて、近未来のリベラルを語り合う。

備考

教 室 オンライン講座
形 式 レクチャー形式
キーワード リベラル、リベラリズム、憲法、憲法改正、保守、ポピュリズム
修了条件:全講座回数の4分の3以上の出席および担当教員による判定

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 駒村 圭吾
肩書き 慶應義塾大学 法学部 教授・慶應義塾常任理事
プロフィール 駒村圭吾(こまむら・けいご):博士(法学)。ハーヴァード大学ライシャワー日本研究所憲法改正プロジェクト諮問委員会委員。主要著作に、『戦後日本憲政史講義』(法律文化社)(共編著)、『統治のデザイン』(弘文堂)(共編著)、『憲法訴訟の現代的転回』(日本評論社)、山尾志桜里『立憲的改憲』(筑摩書房)(共著)、等多数。
名前 倉持 麟太郎
肩書き 弁護士(弁護士法人Next代表)
プロフィール 1983年東京生まれ。慶應義塾大学法学部卒業、中央大学法科大学院修了。2012年弁護士登録(第二東京弁護士会)。日弁連憲法問題対策本部幹事、弁護士法人Next代表弁護士。TOKYO MX「モーニングCROSS」レギュラーコメンテーター、安保法制衆院公聴会参考人、World Forum for Democracy、米国務省IVLPに招聘、朝日新聞『論座』レギュラー執筆者。共著に『2015年安保 国会の内と外で』(岩波書店)等、著書に『リベラルの敵はリベラルにあり』(筑摩書房)がある。
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