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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-04-26 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:21105

福澤諭吉の生涯をたどる―120年のときをこえて

主催:慶應義塾大学慶應義塾大学 オンライン(東京都)]
問合せ先:慶應義塾 三田オープンカレッジ事務局 TEL:03-6822-9370
開催日
2021年05月15日(土)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
70
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

福澤諭吉は、1835年に生まれ、1901年に歿しました。66年と少しのその生涯は、ちょうど1868年、慶応から明治へと変わる年で折り返します。すなわち彼は江戸時代を33年、明治時代を33年間生きたことになります。
福澤諭吉は先見の明を持ち、いかにもしなやかに、時代の変革期を乗り越えたように思えるかもしれません。彼の才能をもってすれば、大きな業績を残すことができたのも当然とみる人も多いでしょう。しかし、彼の思考の基礎は前近代の環境のなかで作られたのであり、彼の中には封建体制下で培われた感覚も存在していました。そこから何に気づき、何を見据えて自らの、そして日本の近代化の道を切り開いていったのでしょうか。
この講座では4回にわたり、福澤の生涯を誕生からたどりながら、120年の時を超えて、彼が何に悩み、何を目指し、どのような努力を重ねたかを考えていきたいと思います。変革期を生きた彼の発想は、いままた大きな転換期を迎えている私たちに、多くの示唆を与えてくれると思います。

【スケジュール】
2021年05月15日(土)3限(13:00~14:30) 主題:福澤諭吉の生涯1 江戸出府まで
説明:中津への感情を読み解きながら、福澤諭吉の学問的基礎を考える

2021年05月22日(土)3限(13:00~14:30) 主題:福澤諭吉の生涯2 海外体験と学問のすゝめ
説明:渡米および渡欧体験から受けた大きな影響と、変革期における彼自身の変化を探る

2021年05月29日(土)3限(13:00~14:30) 主題:福澤諭吉の生涯3 人間交際
説明:人間交際を重視した福澤の「交際」に関わる取組みと、その中での女性論家族論について考える

2021年06月05日(土)3限(13:00~14:30) 主題:福澤諭吉の生涯4 出来してみたいこと
説明:『福翁自伝』で彼が述べた、これからやってみたいことについて、彼がどのように取り組み、何を目指していたのかを考える

備考

教 室 オンライン講座
形 式 レクチャー形式
キーワード 福澤諭吉 慶應義塾 近代日本 女性論・家族論 士族論
修了条件:全講座回数の4分の3以上の出席および担当教員による判定

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 西澤 直子
肩書き 慶應義塾福澤研究センター 教授
プロフィール 1961年東京生まれ。1986年慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程を修了後、福澤研究センターに勤務。2005年より助教授(准教授)、2010年より教授。『福澤諭吉書簡集』(全9巻、岩波書店、2001~3年)、『福澤諭吉著作集』第10巻(慶應義塾大学出版会、2003年)、『福澤諭吉事典』(慶應義塾、2010年)で編者を務める。単著に『福澤諭吉とフリーラヴ』(慶應義塾大学出版会、2014年)、『福澤諭吉と女性』(慶應義塾大学出版会、2011年)。
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