大学公開講座のセカンドアカデミー

房総の戦国期において、小弓公方足利義明は大きな足跡を残した存在といえます。関東足利氏の御連枝としての貴種性をもち、房総の諸将を従えて、兄の古河公方足利高基、甥の同晴氏と覇権を競いました。最終的には第一国府台で敗死してしまいましたが、その後は、勝利した北条氏（伊勢氏より改姓）が房総に進出し、里見氏と競合することになります。三回にわけて、小弓公方を詳しくみていきたいと思います。

【スケジュール】
第01回 01月23日(月) 小弓公方成立前後の房総の情勢　
第02回 02月06日(月) 小弓公方足利義明と里見氏・武田氏の天文の内乱
第03回 02月20日(月) 第一次国府台合戦での義明敗死とその後の房総の情勢

授業スケジュールは、進み具合によって変更する場合があります。

名前	遠山　成一
肩書き	敬愛大学生涯学習講師
プロフィール	千葉県東金市身　早稲田大学法学部卒業　一般企業就職後　高校教員となる。敬愛学園高校非常勤を最後に勇退。その間に千葉県歴史の道調査員、千葉県中近世城館跡詳細分布調査員を務める。現在は千葉市立郷土博物館研究員として勤務　東金市文化財審議会会長、佐倉市文化財審議会副委員長