大学公開講座のセカンドアカデミー

世界最大の建造物とも呼ばれる万里の長城。北方遊牧民の侵入を防ぐために全長約6000キロにわたって中国の辺境に築かれた城壁は、その威容を現在にも伝えています。しかし実は、万里の長城は長い中国の歴史の中では防壁としての機能以外にもいろいろな機能があり、万里の長城をめぐるさまざまなドラマが史料に残されています。本講座では中国と北方遊牧民の抗争と平和の歴史を、万里の長城を主人公として描くことで、少し違った中国の歴史を覗いてみたいと思います。
【スケジュール】
第01回 07月23日(火) 万里の長城の建設と周辺地帯
第02回 07月30日(火) 遊牧民の南下と万里の長城
第03回 08月06日(火) 万里の長城の守り人の生活

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	峰雪　幸人
肩書き	敬愛大学生涯学習講師
プロフィール	早稲田大学第一文学部東洋史専修を卒業後、 同大学院文学研究科修士課を修了。 博士後期課程在学中に同大学アジア史コース助手を勤める。 研究テーマは中国の五胡十六国時代。 遊牧民と農耕民という文化の違う人々が織りなす歴史を様々な角度から掘り下げている。