大学公開講座のセカンドアカデミー

　生誕120年の催しもまだつづき、10月29日（土）には実践女子大学渋谷キャンパスにて、賢治特集でクラムボンの会のひとり語りとジョイントで公開講座を開きます。どうぞよろしく。
　今期も、前期にひきつづき、「文語詩稿」五十篇・一百篇の名品、そして「未定稿」作品や草稿（異稿）を視野に入れた読解を試みることにいたします。

第１回　賢治晩年の「文語詩稿」とは？（前期からのひきつぎ）
第２回　「文語詩未定稿」の名品と「定稿」との関わり
第３回　「口語詩」から「文語詩稿」まで
第４回　「文語詩稿」の名品を読み味わってみよう１
第５回　「文語詩稿」の名品を読み味わってみよう２……むすび　

テキスト：『宮沢賢治全集4』（ちくま文庫）

名前	栗原　敦
肩書き	実践女子大学国文学科教授
プロフィール	東京教育大学大学院修士課程修了。立正女子大学（現文教大）、金沢大学教員を経て現職。専攻は日本近代文学で『新校本宮澤賢治全集』（筑摩書房）編纂委員も務める。平成5年には『宮澤賢治―透明な軌道の上から』（新宿書房）で、第1回やまなし文学賞（研究・評論部門）を受賞。その他、『詩が生まれるところ』（蒼丘書林）、『文学探訪　宮澤賢治』（NHK出版）など著書多数。