大学公開講座のセカンドアカデミー

活版印刷からデジタルプリントに代わる時、失われてしまった理念があります。それは丁度、仕立て屋のフォーマルな背広が、既製ジャケットになったようなもの。例えば日本語の挨拶状で、句読点を打たないのはなぜか。500 年の歴 史で培われた、「正式」「伝統」から文字組版の美について、欧文、和文双方で見ていきます。

【プログラム（予定）】
①看板、ブランドロゴ、パンフレットなど何気なく見ているアルファベットについてお話します。
②日本語の挨拶状などの文例集はたくさんあります。でもその並べ方、組み 方、そしてその意味って知っていますか？

【講座への一言コメント！】
技術革新で失ってはならないものを大切に！

【受講者の声】
高岡先生と言えば、デザイナーにとって生き字引のような方。豊富な知恵を一般の方に解り易く話してくださる機会は、本当に貴重です！

＊あわせて「手製本の楽しみ」の受講をおすすめします。

名前	高岡昌生
肩書き	活版印刷者 嘉瑞工房
プロフィール	活版印刷者 嘉瑞工房 英国王立芸術協会フェロー モノタイプ社アドバイザー 平成 21 年度新宿ものづくりマイスター「技の名匠」 認定 東京新宿区 http://kazuipress.com/