大学公開講座のセカンドアカデミー

世界遺産・国立西洋美術館を設計した建築家かつ画家の、ル・コルビュジエは現代に及ぶ建築の方向を定めたと言って良いでしょう。改革を起こした作品の中で彼の窓は採光、換気、景観の取り込みなど快適な生活を支える装置であると同時に、美意識と精神性を反映させる存在でもありました。窓を通して建築思想にせまります。

【プログラム（予定）】
1. 窓の歴史とル・コルビュジエの作品概要(代表作品)
2. 機能的な窓―より明るく快適に
　　 サヴォア邸、ユニテ・タビタシオン、カップ・マルタン、国立西洋美術館、など
3. 風景を取り込む―絵画としての窓、絵画の中の窓
　　レマン湖畔の小さな家、サヴォア邸、油彩作品、など
4. 光で物語る窓―リズムを刻み、語りかける
　　ロンシャン、ラ・トゥーレット、チャンディガール、など

【講座への一言コメント！】
窓が建築をつくる！？

名前	林美佐
肩書き	大成建設ギャルリー・タイセイ学芸員　国立西洋美術館客員研究員
プロフィール	ギャルリー・タイセイ学芸員 「ル・コルビュジエと20世紀美術」展（国立西洋美術館、2013）等の企画・監修 『もっと知りたいル・コルビュジエ』（東京美術、2015）等の著書を執筆 学習院大学大学院博士前期課程修了　元東京都庭園美術館学芸員 http://www.taisei.co.jp/galerie/