講座詳細情報
申し込み締切日:2014-11-22 / その他教養 / 学内講座コード:6
日本近代住宅史
- 開催日
- 11/22、12/20、1/24、2/28、3/28、4/4(土曜日)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 13:30~15:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 22,320円
- 定員
- 36
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
開国からおよそ50年を経て、大正期という新しい時代に入ると、洋風生活が中流階級の人々にも徐々に浸透していきました。伝統的生活と新しい洋風生活の混在化が始まり、生活も住まいも変化が起こる一方で、様々な問題も表出することになります。和洋の混在は、当時「二重生活」と呼ばれ、生活改善を唱える人々からは批判されました。また、住まいも、家族生活を第一とする考えでつくられることが強く求められるなど、生活思想の変化も見られました。こうした中で、建築家や教育者たちが住まいと生活に関する様々な提案を行い、実践していくことになります。そこでの議論や提案が、実は今日のわれわれの生活と住まいの原型となっているのです。今日の住宅を考えるとき、見た目のみの流行や安易な利便性の追求に走ってしまっているようにも思います。これからの住まいのあり方を考えるために、画像や図面を基に、大正・昭和初期の住宅の変遷を追いかけてみたいと思います。
【プログラム】
1:大正期の住宅改良・生活改善の動き1‐「住宅改良会」を中心として
2:大正期の住宅改良・生活改善の動き2‐「生活改善同盟会」を中心として
3:郊外への眼差し1-当時のイギリスの動きを中心に
4:郊外への眼差し2‐わが国の郊外住宅地開発について
5:文化住宅の誕生‐「文化村」と居間中心形住宅について
6:大正期の典型的住宅としての旧山本有三邸について
【プログラム】
1:大正期の住宅改良・生活改善の動き1‐「住宅改良会」を中心として
2:大正期の住宅改良・生活改善の動き2‐「生活改善同盟会」を中心として
3:郊外への眼差し1-当時のイギリスの動きを中心に
4:郊外への眼差し2‐わが国の郊外住宅地開発について
5:文化住宅の誕生‐「文化村」と居間中心形住宅について
6:大正期の典型的住宅としての旧山本有三邸について
備考
定員:10名程度を目処に開講
講師陣
名前 | 内田青蔵 |
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肩書き | 工学博士 建築史家 神奈川大学工学部建築学科教授 |
プロフィール | - |