大学公開講座のセカンドアカデミー

歴史様式から脱却し、新しい思想、構造、形態による建物を求めた西洋の近代に対し、日本では、まず西洋の建築様式を取り入れるところから近代化が始まり、次々と本格的な洋風建築が建てられました。
そして時代は、昭和へ。日本の建築も西洋に引けを取らないばかりか、日本から海外へと発信し得る域に成熟します。今期は引き続き、その時代に活躍した３名の建築家を取り上げます。
魅力あふれる人物像や作品の個性を、解りやすい解説と楽しい語り口でひもときます。

※3回とも明日館を会場に講義を行います。

【プログラム】
　１）丹下健三　1913-2005
　　　　広島平和記念資料館、香川県庁舎、東京都庁舎　他

　２）菊竹清訓　1928-2011
　　　　スカイハウス、東光園、江戸東京博物館　他

　３）黒川紀章　1934-2007
　　　　中銀カプセルタワー、名古屋市美術館、国立新美術館　他

名前	米山　勇
肩書き	建築史家、江戸東京博物館研究員・博士（工学）
プロフィール	－