大学公開講座のセカンドアカデミー

冬が長く一年の半分以上を屋内で過ごさなくてはならないという過酷な気候風土により、北欧建築は、極限まで洗練されたフォルムや心の底から心地よいデザインであることが常に求められてきました。
建築家たちはその厳しい条件の中で、精鋭さと豊かさとを兼ね備えた建築やインテリアを作り上げ、その独特のデザイン性で昨今注目も高まっています。
今回は、何度も現地を訪ね歩いておられる吉村行雄先生に、写真家・建築家両方の視点から、北欧近代建築作品を、建築家ごとに焦点を当ててご解説いただきます。
ただ一言で“北欧建築”とはくくれない、多種多様な建築家たちやその作品をより深く知ることで、改めて建築と人の暮らしの関係を見つめ直す、良い機会になるのではないでしょうか。

【プログラム】
第1回：Ｒ．エストベリィ、Ｇ．アスプルンド／スウェーデン
第2回：Ａ．ヤコブセン、Ｊ．ウッツオン／デンマーク
第3回：Ａ．アアルト　他／フィンランド

名前	吉村行雄
肩書き	写真家　/　建築家　吉村行雄写真事務所　主宰
プロフィール	(株)竹中工務店設計部・広報部勤務　（1971-2006年）