大学公開講座のセカンドアカデミー

　尖った道具で引っかいたり、腐食液につけて溶かすなどして、銅の板に小さな溝や穴を作ります。そこにインクを詰めてプレス機で凹版印刷するのが銅版画。銅という素材の力に助けられるのか、絵画は初めてという方にも味わい深い絵に仕上がる良さがあります。
　描く対象は自由です。絵になるシーン満載の明日館をスケッチすることもできますし、実際の講座では、風景や動植物、人物、静物、また抽象表現や、写真をもとにした制作など、それぞれが自分の絵に取り組んでいます。新進の銅版画家として自ら制作、研究し、美大でも教鞭をとる講師が、構図など絵の相談にも、イメージを実現するための技法も、的確なアドバイスで応じます。

【教材費】
　ニードル2,000円（新規受講者のみ・初回に徴収）
　銅版、腐食液、紙、インクなどの実費を最終日に徴収させていただきます。

名前	今井　庸介
肩書き	版画家、武蔵野美術大学造形学部非常勤講師
プロフィール	－