大学公開講座のセカンドアカデミー

日本史の研究は日々進んでいます。私たちがかつて教科書で習った内容の最新情報、教科書には書いていなかった意外な史実など、現在の日本を考える基礎知識として、日本史を読み直してみましょう。
今期のテーマは「江戸東京　庶民の暮らし」です。意外と知られていない江戸東京で暮らした庶民の日常生活。生業、家庭、教育、娯楽など、彼らはその生涯において、何を見聞きし、いかに働き、死んでいったのでしょうか？また、現代のような選挙もマスコミも存在しない中、彼らが“世の中”に不満を抱いたとき、どのような行動をとったのでしょうか？以上の疑問に答えつつ、日本の都市社会を根幹で支えていた人々の生きざまについて考えてみたいと思います。

プログラム
第１回　田原　江戸庶民の暮らし
第２回　大里　東京庶民の生活
第３回　田原　江戸庶民の学びと遊び
第４回　大里　東京庶民の教育と文化
第５回　田原　江戸の打ちこわし
第６回　大里　都市民の騒動

名前	大里 知子
肩書き	自由学園最高学部非常勤講師
プロフィール	法政大学沖縄文化研究所国内研究員 専門：日本・沖縄近現代史

名前	田原　昇先
肩書き	徳川林政史研究所 非常勤研究員
プロフィール	江戸東京博物館 専門研究員 専門：江戸幕府職制史、近世日本植林史