講座詳細情報
申し込み締切日:2020-01-24 / その他教養:自然科学・環境 / 学内講座コード:19202
地球最後のナゾ「土」をめぐる旅
- 開催日
- 2020/1/25(土)
- 講座回数
- 全1回
- 時間
- 10:30-12:00
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,000円
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
地球には12種類の土があります。初めて知ったという人が多いかもしれません。そもそも、土とは何でしょうか。ありふれた存在の土は、実のところ謎だらけです。その土に私たちの毎日の食卓は依存しています。今日のご飯はどんな土で栽培されたものでしょうか。ブルーベリーの育つノルウェーの白い土、小麦の育つ黄土地帯、肉牛の育つブラジルの赤い土、おコメのとれる灰色の土、高原野菜の黒い土。裏山から北極、熱帯雨林までを探検して世界中の土を調べるなかで、多様な暮らしや文化と地域の土には密接な関係があることが分かってきました。木を降りたサルはどのように土を耕し、多様な文化・文明を築きあげてきたのでしょうか。家庭菜園から世界の食糧問題まで土について深く掘り下げます。足元に広がる小宇宙をのぞいてみましょう。
講師陣
名前 | 藤井 一至 |
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肩書き | 森林総合研究所主任研究員 |
プロフィール | 土の研究者。1981年富山県生まれ。京都大学農学研究科博士課程修了。博士(農学)。北極から熱帯雨林までスコップ片手に世界各地を飛び回る。第1回日本生態学会奨励賞、第33回日本土壌肥料学会奨励賞、第15回日本農学進歩賞受賞。著書に『土 地球最後のナゾ』(光文社、第7回河合隼雄学芸賞受賞)『大地の五億年』(山と溪谷社)など。 |