講座詳細情報
申し込み締切日:2020-01-24 / その他教養:心理 / 学内講座コード:19201
日本の中国人社会と日中双方のイメージ変化
- 開催日
- 2020/1/25(土)
- 講座回数
- 全1回
- 時間
- 15:00-16:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,000円
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
総務省の統計によると、現在、日本には約73万人もの中国人が住んでいます。これは全在日外国人の約3分の1を占め、高知県の人口を上回る数字。日本国籍の取得者などを含めると、100万人に上ります。彼らはなぜ、いつから、どのような理由で、日本のどのような都市に定住するようになったのでしょうか。その背景や特徴、日本人との共生など、現状を具体的に紹介します。また、取材の過程で、彼らの実像は、多くの日本人がイメージする「中国人像」とは大きくかけ離れ、変貌を遂げていることがわかってきました。日本人の中国人に対するイメージ、中国人から見た日本人のイメージとは、どのようなもので、どのように変化してきているのでしょうか。日中の経済的立場が入れ替わる中で、双方が抱くイメージと現実のギャップを知ることにより、イメージの形成に大きな影響を及ぼすメディアの存在にも触れてみたいと思います。
講師陣
名前 | 中島 恵 |
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肩書き | フリージャーナリスト |
プロフィール | 1967年生まれ。北京大学、香港中文大学に留学。新聞記者を経て現職。中国の社会事情、日中の比較文化などを取材。主な著書に『中国人エリートは日本人をこう見る』『中国人の誤解 日本人の誤解』『なぜ中国人は財布を持たないのか』『日本の「中国人」社会』(以上、日本経済新聞出版社)、『爆買い後、彼らはどこに向かうのか』(プレジデント社)などがある。 |