講座詳細情報
申し込み締切日:2019-06-28 / フランス語:その他教養 / 学内講座コード:19112
フランス語の窓 ― 日本に定着したフランス語の数々
- 開催日
- 6/29(土)
- 講座回数
- 全1回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
明治の開国により西洋文化が急速に日本に取り入れられた時、英語ばかりではなくフランス語もかなり日本の中に浸透しました。明治、大正、昭和初期の小説を読むと、カタカナで「シャッポ」「シャボン」などという言葉が目につきます。これらは実はすべてフランス語起源の言葉です。同じラテン系の言語ポルトガル語が語源の「パン」は日本にキリスト教を伝えた16世紀の宣教師たちがポルトガル、スペイン出身であったことによります。鎖国が解かれた後、フランスのパリ外国宣教会の宣教師たちが、長崎、横浜、函館の教会建設に尽力することとなり、そうした状況からフランス語から日本語に定着したものが数多く生まれています。元はフランス語のrestaurant(レストラン)は、今は世界中で使われています。日本語の中にフランス語起源の言葉を見つけ、フランス語に少しでも馴染みになれるようにというのがこの講座の目的です。一つの言語を知ることは、もう一つの別の世界が開けてくることでもあります。
講師陣
名前 | 山本 紀志子(やまもと きしこ) |
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肩書き | - |
プロフィール | 和光大学卒業。アテネフランセディプロム(卒業資格)、ブルヴェ(教授資格)取得。グルノーブル大学、ブルターニュ大学でフランス語、フランス文学を学ぶ。1983年より文化学院に勤務、フランス語、フランス文学、バイブル、ギリシャ神話を教える。現在はアテネフランセ講師、大学エクステンション講座、カルチャーセンターなどでフランス語を教える。毎年横浜イギリス館においてレクチャーコンサートも行っている。 |