講座詳細情報
申し込み締切日:2018-11-09 / 心理:その他教養 / 学内講座コード:18204
トランプ大統領時代の米国医療報道 ~健康格差に注目する記者たち~
- 開催日
- 11/10(土)
- 講座回数
- 全1回
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,000円
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
米国でトランプ大統領が就任してから1年半。オバマ前大統領が低所得者層を助ける医療保険制度改革の実現に尽力したのに対して、改革の見直しを図るトランプ政権の動きは「貧しい人たちを切り捨てるのか」と議論を呼びました。新聞・テレビで医療の問題が大きなテーマとして取り上げられています。米国の医療報道の実情を探るため、今年4月、アリゾナ州フェニックスで開かれた医療ジャーナリストの全米大会に参加しました。米国社会の分断が深まる中、貧困などによって生じる健康格差「健康の社会的決定要因」に注目する記者たちがたくさんいました。大会参加者は725人。日本と比べて医療ジャーナリストの層が厚く、相互交流も活発です。朝日新聞で長年、医療・健康問題を取材し発信してきた医療ジャーナリストが米国の医療報道の最新事情をお話しします。
講師陣
名前 | 浅井 文和(あさい ふみかず) |
---|---|
肩書き | 日本医学ジャーナリスト協会理事、日本専門医機構理事 |
プロフィール | 名古屋市生まれ。京都大学理学部生物科学系卒。1983年朝日新聞社入社。長崎支局、経済部などを経て、東京本社科学医療部などで20年以上にわたって医学担当記者・編集委員を務めた。連載記事「患者を生きる」「がん新時代」「認知症とわたしたち」などに参画し、2017年1月に退職。現在、朝日新聞の言論サイト「WEBRONZA」などで執筆活動を続けている。60歳。 |