大学公開講座のセカンドアカデミー

国立劇場開場50周年記念公演として、10月から3か月にわたり完全通し上演される『仮名手本忠臣蔵』。赤穂浪士の討ち入り事件を題材にした最高峰の作品と言われている本作は、浪士たちの苦難や彼らを想う女性、周囲の武士や町人の心情が描かれており、観る人の心を捉えてきました。今回は、尾上菊五郎、中村吉右衛門らが出演する11月公演をご案内いたします。塩冶浪士の早野勘平と恋人おかるの悲劇と、討入りの機会を窺う大星由良之助の苦衷を描いた場面をご覧ください。終演後はバックステージツアーもお楽みいただけます。

演 目:
浄瑠璃　道行旅路の花聟 -清元連中-
五段目　山崎街道鉄砲渡しの場
　同　　　二つ玉の場
六段目　与市兵衛内勘平腹切の場
七段目　祇園一力茶屋の場

会 場:国立劇場・大劇場(半蔵門)

※鑑賞講座の料金は郵便払込となります。払い込み後のキャンセルはできませんのでご了承ください。