大学公開講座のセカンドアカデミー

現在の日本は、国内だけでなくアジア主要都市へも翌日配送が当たり前の世の中になろうとしています。それは、単純にモノを運ぶという物流から、ドアツードアで必要なモノを必要な量だけジャストインタイムで届けるという最適な物流、即ちロジスティクスへと変わったことを示しています。しかし、このロジスティクスの考え方は、最近生まれたのではなく、実は3000年前にも及ぶ大昔からあり、その基本が今の時代にも適応され、IT技術の進歩と共に発展しているのです。本講座は、長い歴史の中で一時代を築いた戦略家の孫子、諸葛孔明、武田信玄、豊臣秀吉、徳川家康、ナポレオン等が当時実際に実践してきたロジスティクスを順次説明していきます。彼らの戦略や基本的な考え方が、なぜ今も脈々と伝わり、今後も生き続けていくのかを本講座を通じて共に学んでいきしょう。

【講座スケジュール】
1.孫子の兵法から学ぶ近代ロジスティクスへの道
2.三国志諸葛孔明から学ぶ近代ロジスティクスへの道
3.戦国時代武田信玄から学ぶ近代ロジスティクスへの道
4.豊臣秀吉から学ぶ近代ロジスティクスへの道
5.ナポレオンから学ぶ近代ロジスティクスへの道
6.徳川家康から学ぶ近代ロジスティクスへの道
7.激化するグローバルサプライチェーン競争を支える近代ロジスティクス
8.IoT 、AIを駆使した先端ロジスティクス時代の到来

※単位認定講座
※千代田区講座講習会バウチャー制度対象講座

名前	神田 正美
肩書き	城西国際大学客員教授
プロフィール	○1974年3月早稲田大学理工学部工業経営学科卒業 ○1974年4月~2012年3月 三井物産株式会社勤務。その間、人事部、食料本部、経営企画部、三井物産戦略研究所出向を歴任 ○2010年~現在 早稲田大学大学院創造理工学研究科講師 ○2012年~現在 城西国際大学経営情報学部・同大学院経営情報研究科客員教授 ○現在、国土交通省国土審議会専門委員、同省四国国際物流戦略委員、同省国際バルク戦略港湾選定委員、青森県・秋田県物流対策アドバイザー