大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
「世界に冠たる日本の医療」などと、医療提供体制の充実ぶりを誇って
いた我が国が、なぜ、世界的には「さざ波」程度の感染者数増加で、この
ように簡単に医療崩壊を起こしたのか、その謎に迫ります。7人の容疑
者(原因の仮説)を挙げて、一つ一つ謎解き仕立てで話を進めます。ま
た、今後もしばらくウィズコロナの時代が続くので、パンデミック時の
医療崩壊を防ぐためにどんな手立てがあるのか、アフターコロナ時代
の医療をどのように改革すべきかという点も議論します。この講座は学習院大学中央教育棟の教室で行います。

【講座スケジュール】
第1回 5月21日(土) 13:30～15:00 講師：鈴木 亘
　

【注意事項】
参考文献:『医療崩壊 真犯人は誰だ』鈴木亘著 講談社現代新書(2021年、946円)

名前	鈴木 亘
肩書き	学習院大学教授
プロフィール	1970年生まれ。1994年上智大学卒業。日本銀行勤務を経て、1999年大阪大学経済学修士、2001年大阪大学経済学博士号取得。大阪大学助手、大阪大学助教授などを経て現職。主な著書として、「経済学者　日本の最貧困地域に挑む」（東洋経済新報社）2016年、『社会保障亡国論』、（講談社現代新書）2014年、『年金問題は解決できる～積立方式移行による抜本改革』（日本経済新聞出版社）2012年など。