大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
公益財団法人徳川黎明会 徳川林政史研究所の所員による歴史講座です。
徳川林政史研究所は森林と人びととの関わりの歴史を、さまざまな側面か
ら研究している機関です。尾張徳川家が運営する財団に属していることか
ら、尾張藩や尾張徳川家の近世・近代史料も多数所蔵しています。尾張藩
と言えば名古屋城を居城としていましたが、江戸城とも深い関わりを持っ
ていました。今回は、研究所所蔵の歴史史料などを用いながら、尾張藩と
江戸城との関係をさまざまな視点からわかりやすく解説していきます。

【講座スケジュール】
第1回 5月28日(土) 15:00～16:30 講師：深井 雅海
　尾張藩主の江戸城登城
第2回 6月11日(土) 15:00～16:30 講師：、萱場 真仁
　天保の江戸城西丸再建と尾張藩
第3回 6月25日(土) 15:00～16:30 講師：、藤田 英昭
　江戸無血開城の真実 ― 尾張藩の果たした役割

名前	深井 雅海
肩書き	（公財）徳川黎明会　徳川林政史研究所所長
プロフィール	1948年広島県生まれ。国学院大学文学部卒業。徳川林政史研究所主任研究員、国学院大学栃木短期大学教授を経て、現在は聖心女子大学文学部教授を兼務する。専門は江戸の幕府政治に関する研究。著書『徳川将軍政治権力の研究』（吉川弘文館）、『図解・江戸城を読む』（原書房）、『江戸時代 武家行事儀礼図譜』全8巻（編著、東洋書林）、『江戸城』（中公新書）、『日本近世の歴史3綱吉と吉宗』（吉川弘文館）など。当研究所での研究テーマ 幕末評定所と林野法制に関する研究。