大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
自分はどのような人間なのか、どんな可能性をもっているのか…。本当の自分を知りたいという思いは、人間にとってたいへん重要なもののように思えます。現状に満足できず、「自分探し」の試みを繰り返す人もいます。自己を知るのは、案外難しい課題なのかもしれません。私たちはどうすれば、自己を適切に理解することができるのでしょうか?心理学の研究から得られた知見をもとに、考えてみたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 3月 5日(土) 13:00～14:30 講師：外山 みどり
　自己の特殊性-自己認知・自己評価・自己像
第2回 3月26日(土) 13:00～14:30 講師：外山 みどり
　自己認知のプロセスとその問題点

名前	外山 みどり
肩書き	学習院大学名誉教授
プロフィール	1973年東京都立大学人文学部卒業。 1979年東京大学大学院人文科学研究科心理学専門課程博士課程満期退学。1979年青山学院女子短期大学専任講師。1993年大阪大学人間科学部助教授。1996年同教授。2001年～2021年学習院大学文学部教授。専攻は社会心理学、特に社会的認知、対人認知、帰属過程（因果的推論）などを中心に、実証的データに基づく研究を行っている。主な著書『社会心理学ー過去から未来へー』（編著、北大路書房）、『認知心理学ハンドブック』（共編著、北大路書房）、『社会的認知』（共編著、誠信書房）、『帰属過程の心理学』（共編著、ナカニシヤ出版）など。