大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
江戸で暮らす人々は、さまざまな場でコミュニケーションを楽しんでいました。女性たちは、長屋の井戸端や行楽地の茶屋などのほか、湯屋で湯船に浸かりながら世間話に花を咲かせます。一方男性たちは、湯屋の二階や髪結床で情報交換をおこない、また吉原の遊郭も、しゃれた会話が飛び交う一種の社交場だったといえるでしょう。本講座では、こうした江戸の社交場について概観します。

【講座スケジュール】
第1回 2月26日(土) 13:00～14:30 講師：小沢 詠美子
　湯屋と髪結床
第2回 3月12日(土) 13:00～14:30 講師：小沢 詠美子
　居酒屋
第3回 3月26日(土) 13:00～14:30 講師：小沢 詠美子
　吉原遊郭

名前	小沢 詠美子
肩書き	成城大学講師
プロフィール	1987年成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻博士課程前期修了、神戸大学大学院経済学研究科歴史分析講座助教授を経て、成城大学民俗学研究所研究員、同学非常勤講師。著書に「災害都市江戸と地下室」（吉川弘文館）、「お江戸の経済事情」（東京堂出版）、「江戸ッ子と浅草花屋敷」（小学館）、「江戸時代の暮らし方」（実業之日本社）など。