講座詳細情報
申し込み締切日:2020-02-29 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:19
(冬)西田哲学入門 『善の研究』を読む
- 開催日
- 3月 1日(日)、 3月 8日(日)、 3月15日(日)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,900円
- 定員
- 38
- その他
- 【テキスト】
「西田幾多郎『善の研究』」(岩波文庫) 990円
ISBN 978-4-00-331241-4
(受講料と一緒に徴収いたします。)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
西田幾多郎の『善の研究』(1911〔明治44〕)は西田哲学の第一の根本著であり、東西の異質な思惟の伝統をそれぞれのものとして受けとめ、すべての実在を「純粋経験」をもとにして説明しようとした画期的体系書であります。しかしその叙述は必ずしも平明とは言い難く、思わぬ陥穽も待ち受けています。そこで本講座では、御一緒に実際の文章を読み解きながら、西田哲学のユニークな発想とその原点を明らかにしたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 3月 1日(日) 13:00~14:30 講師:酒井 潔
「序」を読む。 〔導入〕『善の研究』成立事情
第2回 3月 8日(日) 13:00~14:30 講師:酒井 潔
「第一編 純粋経験」を読む
第3回 3月15日(日) 13:00~14:30 講師:酒井 潔
「第四編 宗教」を読む。 〔展望〕西田哲学とはなにか
西田幾多郎の『善の研究』(1911〔明治44〕)は西田哲学の第一の根本著であり、東西の異質な思惟の伝統をそれぞれのものとして受けとめ、すべての実在を「純粋経験」をもとにして説明しようとした画期的体系書であります。しかしその叙述は必ずしも平明とは言い難く、思わぬ陥穽も待ち受けています。そこで本講座では、御一緒に実際の文章を読み解きながら、西田哲学のユニークな発想とその原点を明らかにしたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 3月 1日(日) 13:00~14:30 講師:酒井 潔
「序」を読む。 〔導入〕『善の研究』成立事情
第2回 3月 8日(日) 13:00~14:30 講師:酒井 潔
「第一編 純粋経験」を読む
第3回 3月15日(日) 13:00~14:30 講師:酒井 潔
「第四編 宗教」を読む。 〔展望〕西田哲学とはなにか
講師陣
名前 | 酒井 潔 |
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肩書き | 学習院大学教授 |
プロフィール | 1974年京都大学文学部哲学科卒業。1982年京都大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程修了。日本学術振興会奨励研究員、京都女子大学専任講師、岡山大学助教授を経て1995年より学習院大学文学部哲学科教授。専攻は哲学・哲学史。ライプニッツ、カント、ハイデッガーを中心とした近現代ドイツ哲学が専門領域。現象学、形而上学、比較思想のアプロ―チから研究している。2009年~現在 日本ライプニッツ協会会長。2015年~現在 実存思想協会理事長。主な著書・訳書『自我の哲学史』(講談社)、『ライプニッツ』(清水書院)、『ライプニッツのモナド論とその射程』(知泉書館)、共編著『ライプニッツ読本』(法政大学出版局)、監修・共訳『ライプニッツ著作集第?期』(全3巻・工作舎)、『論理学の形而上学的な始元諸根拠』(ハイデッガー全集第26巻 創文社)、共編著『改訂・考える福祉』(東洋館出版社)他。 |