講座詳細情報
申し込み締切日:2020-02-15 / 文学 / 学内講座コード:3
(冬)『今昔物語集』から平安朝の人々の生き方をさぐる
- 開催日
- 2月16日(日)、 3月 1日(日)、 3月 8日(日)、 3月22日(日)、 3月29日(日)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 16,500円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
『今昔物語集』は1000以上の説話を収めた平安時代の説話集です。天皇から庶民、変化の者たちの人間臭い振舞いや不思議な行動が鮮烈な表現で描かれ、現在人とは異なる平安時代の人々の感覚や世相も知ることができます。今回は、寄生虫の不思議な話(赴任した受領の話でもあります)、伊勢平氏の祖平貞盛が胎児の肝を薬にする話、風流とグルメの話などを読みます。歴史学専門の講師とともに、『源氏物語』からは見えない平安時代を旅しましょう。
*寸白(サナダ虫)男の信濃守が胡桃を食べてとけてしまう
*平貞盛が児肝で生き延びる話
*貝を贈られた妻の態度に愛想をつかした夫の話
*丹波住人が風流を介さない妻を離縁する話
*殿上人の妻が僧と密通し,ちょっとのミスでバレる話
※各説話,長いもの短いものがあるので,1回1話とは限りません。
順次読み進め,進行具合で順序を入れ替えたりすることがあります。
【講座スケジュール】
第1回 2月16日(日) 13:00~14:30 講師:中込 律子
第2回 3月 1日(日) 13:00~14:30 講師:中込 律子
第3回 3月 8日(日) 13:00~14:30 講師:中込 律子
第4回 3月22日(日) 13:00~14:30 講師:中込 律子
第5回 3月29日(日) 13:00~14:30 講師:中込 律子
『今昔物語集』は1000以上の説話を収めた平安時代の説話集です。天皇から庶民、変化の者たちの人間臭い振舞いや不思議な行動が鮮烈な表現で描かれ、現在人とは異なる平安時代の人々の感覚や世相も知ることができます。今回は、寄生虫の不思議な話(赴任した受領の話でもあります)、伊勢平氏の祖平貞盛が胎児の肝を薬にする話、風流とグルメの話などを読みます。歴史学専門の講師とともに、『源氏物語』からは見えない平安時代を旅しましょう。
*寸白(サナダ虫)男の信濃守が胡桃を食べてとけてしまう
*平貞盛が児肝で生き延びる話
*貝を贈られた妻の態度に愛想をつかした夫の話
*丹波住人が風流を介さない妻を離縁する話
*殿上人の妻が僧と密通し,ちょっとのミスでバレる話
※各説話,長いもの短いものがあるので,1回1話とは限りません。
順次読み進め,進行具合で順序を入れ替えたりすることがあります。
【講座スケジュール】
第1回 2月16日(日) 13:00~14:30 講師:中込 律子
第2回 3月 1日(日) 13:00~14:30 講師:中込 律子
第3回 3月 8日(日) 13:00~14:30 講師:中込 律子
第4回 3月22日(日) 13:00~14:30 講師:中込 律子
第5回 3月29日(日) 13:00~14:30 講師:中込 律子
備考
【注意事項】
教材は『今昔物語集』三~五(新日本古典文学大系,岩波書店)の必要部分をプリントにします。
教材は『今昔物語集』三~五(新日本古典文学大系,岩波書店)の必要部分をプリントにします。
講師陣
名前 | 中込 律子 |
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肩書き | 学習院大学講師 |
プロフィール | 1988年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。博士(史学)。学習院大学・学習院女子大学・東京女子医科大学・東京農工大学非常勤講師。著書『平安時代の税財政構造と受領』(校倉書房),共著『王朝の権力と表象』(森話社)・『王朝の変容と武者』(清文堂出版)・『人と動物の日本史』第2巻(吉川弘文館)など。 |