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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-05 / 世界史:芸術・文化 / 学内講座コード:29

美術鑑賞の場を考える 王侯貴族の宮殿から大衆の展覧会へ

主催:学習院さくらアカデミー学習院さくらアカデミー 目白キャンパス(東京都)]
問合せ先:学習院さくらアカデミー TEL:03-5992-1040
開催日
10月 6日(日)、11月17日(日)、12月 1日(日)
講座回数
3回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
9,720円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
私たちは今、気軽に美術館で作品に接することができます。しかし、このような鑑賞のスタイルはとても新しいものです。かつて、一般の人々が美術に触れることができたのはどんな場所だったのでしょうか。誰もが作品を享受できるようになるには、どんな条件が必要だったのでしょうか。王侯貴族の豪華な宮殿装飾や贅沢なコレクション、裕福な市民が訪れる画廊、初期の展覧会の情景を眺めながら、展覧会、美術館、美術市場など、いろいろな制度を振り返ってみましょう。それらの場で鑑賞されていた名作も併せてご紹介します。

【講座スケジュール】
第1回 10月 6日(日) 13:00~14:30 講師:太田 みき
 権力に奉仕する美術
第2回 11月17日(日) 13:00~14:30 講師:太田 みき
 展覧会と美術愛好家
第3回 12月 1日(日) 13:00~14:30 講師:太田 みき
 美術批評から美術館構想へ

講師陣

名前 太田 みき
肩書き 学習院大学講師・明治学院大学講師
プロフィール 上智大学文学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了。学習院大学人文科学研究科哲学(美術史学)専攻博士後期課程単位取得退学。2007年パリ1大学人文科学研究科美術史学・考古学専攻修士2課程修了。2014年パリ1大学人文科学研究科美術史学・考古学専攻にて博士号(美術史学)取得。2014-2017年まで学習院大学大学院美術史学専攻助教。専門はフランス美術史、特にヴェルサイユ宮殿、18世紀フランスの城郭、邸宅などに設置された室内装飾画および美術批評。
主要論文「オテル・ド・スービーズ「公妃の楕円形のサロン」における装飾画《アモルとプシュケ》−場面選択および表現について」『美術史』164号、2007年、「18世紀フランスにおける連作装飾画に見る絵画観の変化」『鹿島美術研究』26号、2009年、《Cycles ou series de peinture a sujets profanes en France (1730-1774)》(「フランスにおける世俗主題の連作およびシリーズ絵画作品(1730-1774年)」(パリ1大学博士号取得論文)2014年、「フランソワ・ブーシェをめぐる批評―詩から解放される絵画」『明学仏文論叢』51号、2018年など。
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