大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
日本の歴史において、女性の歴史への参画度は全般的に決して高くはありませんでした。そうした中で、時の権力者であった天皇や上皇の妻や娘の立場にあって、皇位継承者の決定・国政に関する政策の立案・貴族官人の人事などの重要な事案に、積極的に参画して多大な影響力を発揮した4人の女性に焦点を絞り、彼女たちの歴史的貢献のあり方を考えてみます。

【講座スケジュール】
第1回 8月20日(火) 13:00～14:30 講師：鈴木 哲
　橘嘉智子(檀林皇后) -「風容絶異」の国母-
第2回 8月27日(火) 13:00～14:30 講師：鈴木 哲
　八条院?子 -富裕を誇った皇女-
第3回 9月 3日(火) 13:00～14:30 講師：鈴木 哲
　丹後局(高階栄子) -日本の楊貴妃
第4回 9月10日(火) 13:00～14:30 講師：鈴木 哲
　藤原兼子 -後鳥羽上皇の後見人-

名前	鈴木 哲
肩書き	日本大学講師・順天堂大学講師
プロフィール	１９７６年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程修了。１９９９年より日本大学国際関係学部教授。著書「文明と文化の諸相」（南窓社）、共著「中世日本の地域的諸相」（南窓社）、「怨霊の宴」（新人物往来社）、「闘諍と鎮魂の中世」（山川出版社）など。