大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
ザルツブルクに生まれたW・A・モーツァルトは、いろいろな音楽のジャンルでその才能を発揮して多数の名曲を残しましたが、彼が一番作曲したかったのはやはりオペラ―就中、イタリアのブッファ(喜歌劇)―でした。そのために彼は、お仕えしていた大司教と喧嘩別れまでして、オペラのチャンスの見込みのあるウィーンにその短い生涯の最後の10年間定住し、ついにはダ・ポンテ3部作や「魔笛」といった不朽の作品を残しました。この秋の講座では、まずブッファのダ・ポンテとの3部作を多数のスライドやDVDなどを使用してそれらのオペラの成立過程を踏まえながら、出来るだけ多くの見どころをご紹介してまいります。

【講座スケジュール】
第1回 10月14日(日) 13:00～14:30 講師：吉野 忠彦
　フィガロの結婚(前篇)
第2回 10月28日(日) 13:00～14:30 講師：吉野 忠彦
　フィガロの結婚(後篇)
第3回 11月11日(日) 13:00～14:30 講師：吉野 忠彦
　ドン・ジョヴァンニ(前篇)
第4回 11月25日(日) 13:00～14:30 講師：吉野 忠彦
　ドン・ジョヴァンニ(後篇)
第5回 12月 2日(日) 13:00～14:30 講師：吉野 忠彦
　コジ・ファン・トゥッテ(前篇)
第6回 12月16日(日) 13:00～14:30 講師：吉野 忠彦
　コジ・ファン・トゥッテ(後篇)

名前	吉野 忠彦
肩書き	日本・エストニア友好協会会長
プロフィール	1942年、東京生まれ。1965年東京大学卒業後、日本興行銀行に入行し、主として海外、調査畑を歩く。1989-94年ルクセンブルク日本興業銀行社長時代に日本人子弟の為の補習授業校設立及び運営に寄与する。1994年、ルクセンブルク大公国よりオフィシエ勲功賞を受勲。96 年から10年間駐日ルクセンブルク大公国名誉副領事。上智大学、学習院女子大学で講義を行う。現在、日本エストニア友好協会会長、湘南モーツァルト愛好会副会長、学習院さくらアカデミー講師。2017年2月エストニア大統領より外国民間人のための最高勲章テッラ・マリア―ナ十字勲章受章。