大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
漢文はむずかしそうに見えますが、漢字の意味や用法をきちんと理解し、漢字と漢字とのつながり方を考えていけば、次第に読めるようになるものです。この講座では、四字熟語のもとになった漢文を、白文と書き下し文とを対照させながら読み進めていきます。今回は、老荘思想の代表的な古典、『荘子』を取り上げます。私たちの固定観念を打破してくれる賢人のことばに、耳を傾けてみましょう。
*円満字先生関連講座022「おとなのための漢字学習」の講座もぜひご覧ください

【講座スケジュール】
第1回 10月 7日(日) 13:00～14:30 講師：円満字 二郎
　鵬程万里（ほうていばんり） ―常識を超える
第2回 10月28日(日) 13:00～14:30 講師：円満字 二郎
　井蛙之見（せいあのけん） ―知恵の限界
第3回 11月18日(日) 13:00～14:30 講師：円満字 二郎
　無何有郷（むかゆうきょう） ―役立たずの効用
第4回 12月 2日(日) 13:00～14:30 講師：円満字 二郎
　蝴蝶之夢（こちょうのゆめ） ―無差別の世界

名前	円満字 二郎
肩書き	フリーライター・漢和辞典編集者
プロフィール	1991年より出版社編集部にて高校国語教科書、漢和辞典編集などを担当。2007年よりフリーライターとなる。著書「ひねくれ古典『列子』を読む」（新潮選書）、「漢字ときあかし辞典」（研究社）など。