講座詳細情報
申し込み締切日:2018-11-10 / 文学 / 学内講座コード:16
漱石・龍之介の俳句を詠む
- 開催日
- 11月11日(日)、11月18日(日)、11月25日(日)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,720円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
俳句で是非学んでほしいのは夏目漱石と芥川龍之介の俳句だ。この日本文学史の二人の巨塔は俳句を作らせても大名人だった。書いた小説はよく知られているから、それを比較して読むと〈俳句とはどういう名句か〉ということがよくわかる。特に〈声に出して〉詠んでみると、日本語のリズム感が素晴らしい。これと久保田万太郎を併せ詠んでみよう。笑いあり、豊かな情感あり、今まで知らなかったのがくやしくなるはず。(胃の手術をして)腸はらわたに春滴るや粥の味 漱石水ぱなや鼻の先だけ暮れ残る 龍之介竹馬やいろはにほへとちりぢりに 万太郎
【講座スケジュール】
第1回 11月11日(日) 13:00~14:30 講師:鴨下 信一
第2回 11月18日(日) 13:00~14:30 講師:鴨下 信一
第3回 11月25日(日) 13:00~14:30 講師:鴨下 信一
俳句で是非学んでほしいのは夏目漱石と芥川龍之介の俳句だ。この日本文学史の二人の巨塔は俳句を作らせても大名人だった。書いた小説はよく知られているから、それを比較して読むと〈俳句とはどういう名句か〉ということがよくわかる。特に〈声に出して〉詠んでみると、日本語のリズム感が素晴らしい。これと久保田万太郎を併せ詠んでみよう。笑いあり、豊かな情感あり、今まで知らなかったのがくやしくなるはず。(胃の手術をして)腸はらわたに春滴るや粥の味 漱石水ぱなや鼻の先だけ暮れ残る 龍之介竹馬やいろはにほへとちりぢりに 万太郎
【講座スケジュール】
第1回 11月11日(日) 13:00~14:30 講師:鴨下 信一
第2回 11月18日(日) 13:00~14:30 講師:鴨下 信一
第3回 11月25日(日) 13:00~14:30 講師:鴨下 信一
講師陣
名前 | 鴨下 信一 |
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肩書き | 演出家・エッセイスト |
プロフィール | 1958年東京大学文学部美術科卒業、東京放送入社。「東芝日曜劇場」の諸作品、「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」「高校教師」等のテレビ番組の演出、著書「誰も「戦後」を覚えていない」(文春新書)『テレビの8時間ドラマ「源氏物語」や白石加代子の朗読舞台「源氏物語」』など。 |