講座詳細情報
申し込み締切日:2018-07-31 / 宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:212
現代によみがえるライプニッツ NEW!「知」は何のために
- 開催日
- 8月 1日(水)、 8月 1日(水)、 8月 2日(木)、 8月 2日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,960円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
ライプニッツ(Gottfried Wilhelm Leibniz 1646-1716) といえば、これまで「モナド」概念や微積分計算法の哲学者・数学者として知られてきました。しかし近年その膨大な遺稿の編纂が進捗するに伴い、はるかに豊かで斬新な思想・業績が明らかにされつつあります。ライプニッツにとって「知」は何よりも「人間の幸福」や「社会の利益」に寄与すべきものでした。彼の標語「理論と実践」はそのまま、価値混迷に悩む現代へのメッセージと言えるでしょう。
【講座スケジュール】
第1回 8月 1日(水) 13:00~14:30 講師:酒井 潔
ライプニッツの生涯と業績―天才も歴史のなかを生きる
第2回 8月 1日(水) 15:00~16:30 講師:酒井 潔
「知」とはどのようなものなのか―「理論と実践」
第3回 8月 2日(木) 13:00~14:30 講師:酒井 潔
「人間の幸福」と「社会の利益」―ライプニッツの福祉思想
第4回 8月 2日(木) 15:00~16:30 講師:酒井 潔
ライプニッツと現代―コンピュータ/保険・年金/正義論
ライプニッツ(Gottfried Wilhelm Leibniz 1646-1716) といえば、これまで「モナド」概念や微積分計算法の哲学者・数学者として知られてきました。しかし近年その膨大な遺稿の編纂が進捗するに伴い、はるかに豊かで斬新な思想・業績が明らかにされつつあります。ライプニッツにとって「知」は何よりも「人間の幸福」や「社会の利益」に寄与すべきものでした。彼の標語「理論と実践」はそのまま、価値混迷に悩む現代へのメッセージと言えるでしょう。
【講座スケジュール】
第1回 8月 1日(水) 13:00~14:30 講師:酒井 潔
ライプニッツの生涯と業績―天才も歴史のなかを生きる
第2回 8月 1日(水) 15:00~16:30 講師:酒井 潔
「知」とはどのようなものなのか―「理論と実践」
第3回 8月 2日(木) 13:00~14:30 講師:酒井 潔
「人間の幸福」と「社会の利益」―ライプニッツの福祉思想
第4回 8月 2日(木) 15:00~16:30 講師:酒井 潔
ライプニッツと現代―コンピュータ/保険・年金/正義論
講師陣
名前 | 酒井 潔 |
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肩書き | 学習院大学教授 |
プロフィール | 1974年京都大学文学部哲学科卒業。1982年京都大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程修了。日本学術振興会奨励研究員、京都女子大学専任講師、岡山大学助教授を経て1995年より学習院大学文学部哲学科教授。専攻は哲学・哲学史。ライプニッツ、カント、ハイデッガーを中心とした近現代ドイツ哲学が専門領域。現象学、形而上学、比較思想のアプロ―チから研究している。2009年~現在 日本ライプニッツ協会会長。2015年~現在 実存思想協会理事長。主な著書・訳書『自我の哲学史』(講談社)、『ライプニッツ』(清水書院)、『ライプニッツのモナド論とその射程』(知泉書館)、共編著『ライプニッツ読本』(法政大学出版局)、監修・共訳『ライプニッツ著作集第?期』(全3巻・工作舎)、『論理学の形而上学的な始元諸根拠』(ハイデッガー全集第26巻 創文社)、共編著『改訂・考える福祉』(東洋館出版社)他。 |