大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
今日では考古学的探究により、仏像が初めて登場したのは紀元後1～2世紀であったことが判明しています。しかし仏典には、それとは全く異なる仏像の誕生説話が語られています。仏典は「仏像」をどのように説いたのか。仏像・仏画の制作に関して、どのようなきまりごとを設けたのか。更に仏像が単なる「仏の像」ではなく「生きた仏」であるという生身の思想と、それを追求したさまざまな作例を紹介します。(1) 10:40～12:10 仏典にみる仏像の誕生
(2) 13:00～14:30 仏像・仏画制作のきまりごと
(3) 15:00～16:30 生身のほとけ

【講座スケジュール】
第1回 3月 9日(金) 10:40～16:30 講師：吉田 典代
　

名前	吉田 典代
肩書き	学習院大学講師
プロフィール	１９９３年学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程単位修得。哲学博士。学習院大学非常勤講師。NHK学園講師。著書に「日本の仏教美術の流れ」（NHK学園テキスト）、「仏像の美・形と精神・その鑑賞法」（NHK学園）、など。