大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
江戸で暮らす人びとは、楽しみを見つけるのがとても上手でした。上野や浅草などの由緒ある名所・旧跡だけでなく、いわゆる新名所の評判を聞きつけては物見遊山に出かけていきました。また、江戸時代中期になると、大道芸や小芝居(大衆演劇)を楽しむことのできる盛り場が、両国や浅草奥山、江戸橋広小路などに出現し、江戸の人びとの集う場所となりました。そして当然、江戸歌舞伎も欠くことのできない娯楽でした。
本講座では、「おでかけ」する江戸文化について概観します。

【講座スケジュール】
第1回 2月17日(土) 13:00～14:30 講師：小沢 詠美子
　名所・旧跡への物見遊山
第2回 3月 3日(土) 13:00～14:30 講師：小沢 詠美子
　盛り場の繁栄
第3回 3月17日(土) 13:00～14:30 講師：小沢 詠美子
　江戸歌舞伎の隆盛

名前	小沢 詠美子
肩書き	成城大学講師
プロフィール	1987年成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻博士課程前期修了、神戸大学大学院経済学研究科歴史分析講座助教授を経て、成城大学民俗学研究所研究員、同学非常勤講師。著書に「災害都市江戸と地下室」（吉川弘文館）、「お江戸の経済事情」（東京堂出版）、「江戸ッ子と浅草花屋敷」（小学館）、「江戸時代の暮らし方」（実業之日本社）など。