講座詳細情報
申し込み締切日:2017-01-30 / 芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:25
(冬)フランス美術の「近代」 ジェームズ・ティソ試論
- 開催日
- 2月 6日(月)、 2月20日(月)、 3月 6日(月)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 13:30~15:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
19世紀フランスの画家ジェームズ・ティソ(1836~1902年)を知っていますか? マネやドガといった前衛画家と親しく交際する一方で、彼自身はアカデミックな技法で近代の主題を描く折衷的画家でした。そのためモダニズム史観に基づく従来の美術史においては、一歩ひいた脇役の存在と見なされてきました。同時代の新しい文化傾向に高感度に反応し、パリとロンドンの二大都市で成功をおさめた明敏な画家。今期の講座では多くのスライド画像を交えて、ティソ芸術の本質に迫ります。
【講座スケジュール】
第1回 2月 6日(月) 13:30~15:00 講師:吉田 紀子
《徳川昭武像》(1868年):ジャポニスム(日本美術愛好)の中で
第2回 2月20日(月) 13:30~15:00 講師:吉田 紀子
《休日-ピクニック》(1876年頃):移住先ロンドンでの成功
第3回 3月 6日(月) 13:30~15:00 講師:吉田 紀子
《女店員》(1883~1885年):パリ画壇への復帰を目指して
19世紀フランスの画家ジェームズ・ティソ(1836~1902年)を知っていますか? マネやドガといった前衛画家と親しく交際する一方で、彼自身はアカデミックな技法で近代の主題を描く折衷的画家でした。そのためモダニズム史観に基づく従来の美術史においては、一歩ひいた脇役の存在と見なされてきました。同時代の新しい文化傾向に高感度に反応し、パリとロンドンの二大都市で成功をおさめた明敏な画家。今期の講座では多くのスライド画像を交えて、ティソ芸術の本質に迫ります。
【講座スケジュール】
第1回 2月 6日(月) 13:30~15:00 講師:吉田 紀子
《徳川昭武像》(1868年):ジャポニスム(日本美術愛好)の中で
第2回 2月20日(月) 13:30~15:00 講師:吉田 紀子
《休日-ピクニック》(1876年頃):移住先ロンドンでの成功
第3回 3月 6日(月) 13:30~15:00 講師:吉田 紀子
《女店員》(1883~1885年):パリ画壇への復帰を目指して
講師陣
名前 | 吉田 紀子 |
---|---|
肩書き | 中央大学教授 |
プロフィール | 学習院大学大学院を経て、2003年パリ第十大学大学院博士課程修了。美術史学博士。西洋近代美術史・デザイン史専攻。2006年より中央大学准教授、2014年より同教授。2012~2013年西パリ大学客員研究員。 |