大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
日本人の身体には、五七五七七のリズムが潜在していると言われます。懐かしい韻律に載せて、思いを短歌に作ってみてはどうでしょう。近代短歌から現代に至る秀れた歌集を紹介しながら、短歌はどのように作られてきたかを考えます。そのことはまた、日本語の繊細さを読みとる力を養うことにもなるでしょう。短い定型詩ですが、背後に浮き上がる広くて深い世界は驚くばかりです。実作も楽しみながら作る講座にいたします。

【講座スケジュール】
第1回 4月18日(月) 11:00～12:30 講師：佐伯 裕子
　短歌を読むということ
第2回 4月25日(月) 11:00～12:30 講師：佐伯 裕子
　秀歌鑑賞と実作指導
第3回 5月16日(月) 11:00～12:30 講師：佐伯 裕子
　秀歌鑑賞と実作指導
第4回 5月23日(月) 11:00～12:30 講師：佐伯 裕子
　秀歌鑑賞と実作指導
第5回 5月30日(月) 11:00～12:30 講師：佐伯 裕子
　秀歌鑑賞と実作指導
第6回 6月 6日(月) 11:00～12:30 講師：佐伯 裕子
　短歌を作るということ
第7回 6月13日(月) 11:00～12:30 講師：佐伯 裕子
　秀歌鑑賞と実作指導
第8回 6月20日(月) 11:00～12:30 講師：佐伯 裕子
　秀歌鑑賞と実作指導
第9回 6月27日(月) 11:00～12:30 講師：佐伯 裕子
　秀歌鑑賞と実作指導
第10回 7月 4日(月) 11:00～12:30 講師：佐伯 裕子
　実作歌合せの試み

【注意事項】
初日に、できれば自作一首をご持参下さい。

名前	佐伯 裕子
肩書き	歌人
プロフィール	１９７０年学習院大学文学部国文学科卒業。短歌結社「未来」選者。１９９２年第二回河野愛子賞受賞（「未完の手紙」）。歌集「春の旋律」「寂しい門」エッセイ「齋藤史の歌」「家族の時間」（北冬舎）など。近著に「生のうた死のうた」（禅文化研究所）、歌集「みずうみ」（北冬舎）、「流れ」（短歌研究社）。