講座詳細情報
申し込み締切日:2016-04-27 / 文学 / 学内講座コード:7
『今昔物語集』の世界を旅する 説話のなかの平安時代
- 開催日
- 4月28日(木)、 5月12日(木)、 5月26日(木)、 6月 9日(木)、 6月23日(木)、 7月 7日(木)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 18,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
『今昔物語集』は1000以上もの説話を収めた平安時代の説話集です。生き生きとした表現が特徴で、本朝(日本)の巻々には、天皇・貴族や武士から庶民、変化の者たちが登場し、人間臭い振る舞いや不思議な行動を繰り広げています。芥川龍之介が短編の素材としたことは有名です。この講座では、原文を読むことで、現在人から懸け離れた平安時代の人々の感覚や世相を見て行きます。今回も、通力・強力譚など色々なタイプの話を選び、読み進めます。歴史学を専門とする講師とともに、『源氏物語』からは見えない平安時代の京・地方をご一緒に旅しましょう。
・愛欲で通力を失った久米仙人のその後の話
・瓜を盗んだ幼子を勘当した父親の話
・色好みの平定文が女房侍従に焦がれ死にする話
・日向守が口封じで書生を殺す話
・甲斐国の相撲人大井光遠の妹が悪者を撃退する話
・横川の僧が毒茸にあたって誦経した話
※各説話、長いもの短いものがあるので、1 回1 話とは限りません。順次読み進め、進行具合で話の順序を入れ替えることもあります。
『今昔物語集』は1000以上もの説話を収めた平安時代の説話集です。生き生きとした表現が特徴で、本朝(日本)の巻々には、天皇・貴族や武士から庶民、変化の者たちが登場し、人間臭い振る舞いや不思議な行動を繰り広げています。芥川龍之介が短編の素材としたことは有名です。この講座では、原文を読むことで、現在人から懸け離れた平安時代の人々の感覚や世相を見て行きます。今回も、通力・強力譚など色々なタイプの話を選び、読み進めます。歴史学を専門とする講師とともに、『源氏物語』からは見えない平安時代の京・地方をご一緒に旅しましょう。
・愛欲で通力を失った久米仙人のその後の話
・瓜を盗んだ幼子を勘当した父親の話
・色好みの平定文が女房侍従に焦がれ死にする話
・日向守が口封じで書生を殺す話
・甲斐国の相撲人大井光遠の妹が悪者を撃退する話
・横川の僧が毒茸にあたって誦経した話
※各説話、長いもの短いものがあるので、1 回1 話とは限りません。順次読み進め、進行具合で話の順序を入れ替えることもあります。
備考
【注意事項】
*参考図書『今昔物語集』三~五(新日本古典文学大系,岩波書店)
*参考図書『今昔物語集』三~五(新日本古典文学大系,岩波書店)
講師陣
名前 | 中込 律子 |
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肩書き | 学習院大学講師 |
プロフィール | 1988年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。博士(史学)学習院大学。学習院大学・学習院女子大学・東京女子医科大学・東京農工大学非常勤講師。著書『平安時代の税財政構造と受領』(校倉書房),共著『王朝の権力と表象』(森話社)・『王朝の変容と武者』(清文堂出版)・『人と動物の日本史』第2巻(吉川弘文館)など。 |