大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
鍛冶屋さんのカミサマ、薬屋さんのカミサマ、床屋さんのカミサマ…。日本には、古来より自分たちの職や生業の守り神を個人や同業者同士で祀って、成功や繁栄を願ってきたという事例があります。なぜ人々は、自分たちの職に関係するカミサマ(守護神や始祖伝承)を必要としたのでしょうか?
本講座では、江戸から現代にかけての様々な業種のシゴトのカミサマたちを概観しながら、それぞれの時代で働く人々の背景や心意を民俗学的な視点で探ってみたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 1月30日(土) 13:00～14:30 講師：加藤 紫識
　シゴトのカミサマ(1)
第2回 2月20日(土) 13:00～14:30 講師：加藤 紫識
　シゴトのカミサマ(2)
第3回 3月19日(土) 13:00～14:30 講師：加藤 紫識
　シゴトのカミサマ(3)・まとめ

名前	加藤 紫識
肩書き	千代田区立日比谷図書文化館　文化財調査指導員
プロフィール	國學院大學大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期修了。博士（民俗学）。2000年より千代田区立四番町歴史民俗資料館文化財調査指導員として勤務。2011年11月より現職。論文「都市における同業神信仰」(2010「史潮」新第68号歴史学会)など。担当報告書『千代田の稲荷―区内稲荷調査報告書―』(2008 千代田区教育委員会・千代田区立四番町歴史民俗資料館)など。