検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-30 / 世界史 / 学内講座コード:40

中世ヨーロッパの歴史を読む(4)

主催:学習院さくらアカデミー学習院さくらアカデミー 目白キャンパス(東京都)]
問合せ先:学習院さくらアカデミー TEL:03-5992-1040
開催日
10月 7日(水)、10月21日(水)、11月 4日(水)、11月18日(水)、12月 2日(水)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
30
その他
【テキスト】
「中世ヨーロッパの歴史」(講談社学術文庫) 1,400円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
14世紀後半は伝統の保守の時代だったといってよいでしょう。フランスでもイギリスでも既存の政治権力にひびが入りました。ローマ・カトリック教会の体制についても同じことがいえます。だからといってそれにかわる何か別の物が模索されたというわけではありません。革命が起きたわけではなく、宗教改革が提起されたというわけでもありません。なんとか伝統を保守しようという動きが全般に見られました。

【講座スケジュール】
第1回 10月 7日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
 シャルル5 世がポワチエの敗戦のケリをつけた。王家役人に人材がそろった。財政、税制、軍制がシャンと立ち直った。
第2回 10月21日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
 1369年、ブルゴーニュ侯フィリップがフランドル伯女マルグリットと結婚した。ブルゴーニュ家の家運伸張の方向が見えてきた。
第3回 11月 4日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
 リチャード2 世は家運が傾くのを予感したのか、家のシンボル樹である「プランタジネット(エニシダの花枝)」をしきりに身辺に飾った。
第4回 11月18日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
 ローマ・カトリック教会の統一性が失われ、一時は3 人も法王が立つという事態となった。この「教会の分裂」の解決は15世紀のコンスタンツ公会議まで持ち越された。
第5回 12月 2日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
 フランス王妃イザボー・ド・バヴェールは、まるで異国の女と人にいわれながら、精神疾患にかかった夫王をよく助けた。

講師陣

名前 堀越 孝一
肩書き 学習院大学名誉教授
プロフィール 1933年東京に生まれる。学習院大学名誉教授。テキストに揚げた著述の他『ブルゴーニュ家』(講談社現代新書)『わが梁塵秘抄』(図書新聞)など著述は多岐にわたるが、ホイジンガの『中世の秋』(中央公論新社)をはじめ翻訳物も数多い。とりわけ『ヴィヨン遺言詩注釈』は、著述と翻訳の両面にわたる大部の仕事で、1997年から2002年にかけて小沢書店から4冊本を出版。現在、悠書館から再刊中。また、『パリの住人の日記』訳注の仕事も開始。昨年第1巻を八坂書房から刊行し、引き続き第2巻刊行の作業中。
資料を請求する
質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.