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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-05-19 / その他教養:世界史 / 学内講座コード:40

中世ヨーロッパの歴史を読む(3)

主催:学習院さくらアカデミー学習院さくらアカデミー 目白キャンパス(東京都)]
問合せ先:学習院さくらアカデミー TEL:03-5992-1040
開催日
5月20日(水)、 6月 3日(水)、 6月17日(水)、 7月 1日(水)、 7月15日(水)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
100
その他
【テキスト】
「中世ヨーロッパの歴史」 1,400円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
ヨーロッパ社会は14世紀に低成長の段階に入りました。生産と人口のプラスのリズムが途切れ、世紀半ばに黒死病が襲いました。3 人に1 人が死んだといわれるペストの大流行です。百年戦争が始まりました。暗い不幸な時代だったと見る歴史家がいます。しかしホイジンガは、『中世の秋』に「幸と不幸の割合は時代によってそれほど差があったわけではない」と書いています。洞察力のある歴史家だと思います。14世紀がどんな時代だったか、考えてみましょう。

【講座スケジュール】
第1回 5月20日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
 ローマ法王庁がローマからアヴィニョンに移り、「法王のバビロン捕囚」だと人びとはうわさした。
第2回 6月 3日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
 百年戦争が始まった。イギリス王がノルマンディーに上陸したのはジョン王以来143年ぶりのことだった。
第3回 6月17日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
 黒死病の病気の本体はついに分からなかった。それでも隔離と清潔の処方が多くの人命を救った。
第4回 7月 1日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
 ポワチエの戦いでフランス王ジャンが捕虜になり、ブレティニー条約が結ばれて、王に身代金がかけられた。
第5回 7月15日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
 ドイツ王カール4 世が黄金印勅書を発布して、それまで慣行的に行われてきたドイツ王の選挙を制度化した。

講師陣

名前 堀越 孝一
肩書き 学習院大学名誉教授
プロフィール 1933年東京に生まれる。学習院大学名誉教授。テキストに揚げた著述の他『ブルゴーニュ家』(講談社現代新書)『わが梁塵秘抄』(図書新聞)など著述は多岐にわたるが、ホイジンガの『中世の秋』(中央公論新社)をはじめ翻訳物も数多い。とりわけ『ヴィヨン遺言詩注釈』は、著述と翻訳の両面にわたる大部の仕事で、1997年から2002年にかけて小沢書店から4冊本を出版。現在、悠書館から再刊中。また、『パリの住人の日記』訳注の仕事も開始。昨年第1巻を八坂書房から刊行し、引き続き第2巻刊行の作業中。
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