大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
夏目漱石の作品をシリーズでよんでいきます。漱石は近代日本の文学と文化を代表する作家として多くの人々に影響を与えてきました。そしていまだに新しい、さまざまな問題をわれわれに投げかけています。本講座では、受講者の皆さんとともに作品をじっくりとよみながら、いろいろなことを考えていきたいと思います。春期講座は『永日小品』と『満韓ところどころ』をとりあげて、『それから』を発表する前後の漱石を追いかけます。秋期講座では『それから』をよむ予定です。

【講座スケジュール】
第1回 5月12日(火) 10:40～12:10 講師：山本 芳明
　ガイダンス―第一回は講義を中心に行う予定です。
第2回 5月19日(火) 10:40～12:10 講師：山本 芳明
　『永日小品』をよむ(66～95ページ)
第3回 5月26日(火) 10:40～12:10 講師：山本 芳明
　『永日小品』をよむ(95～127ページ)
第4回 6月 2日(火) 10:40～12:10 講師：山本 芳明
　『永日小品』をよむ(128～159ページ)
第5回 6月 9日(火) 10:40～12:10 講師：山本 芳明
　『満韓ところどころ』をよむ(一～十七節)
第6回 6月16日(火) 10:40～12:10 講師：山本 芳明
　『満韓ところどころ』をよむ(十八～三十四節)
第7回 6月23日(火) 10:40～12:10 講師：山本 芳明
　『満韓ところどころ』をよむ(三十五～五十節)

【注意事項】
テキスト「文鳥・夢十夜」(新潮文庫)
*テキストは各自でご用意ください。『満韓ところどころ』はコピー配付の予定)
第一回は講義を中心に行う予定です。

名前	山本 芳明
肩書き	学習院大学教授
プロフィール	１９８６年東京大学大学院博士課程人文科学研究科国語国文学専門課程単位修得退学。学習院大学文学部教授。著書「文学者はつくられる」（ひつじ書房）共編、「カネと文学　日本近代文学の経済史」（新潮選書）など。