大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
天下の覇者秀吉の茶頭として著名な茶人千宗易の存在は、「茶の湯」にありますが、その裏には「内々」(私的問題)を扱う主要な存在でもありました。茶の湯の政治性を視点に、利休の終焉の道程を、資料を通して解明する講座です。終焉の道程を探る道は、かなり険しい坂道ですが、ご一緒に頑張りましょう。「茶の湯」に興味のない方にも、戦国の世に生きた利休という茶人の「生きざま」に触れるよい機会です。

【講座スケジュール】
第1回 4月14日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
　古渓宗陳と宗易、大徳寺と堺南宗寺
第2回 4月21日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
　古渓宗陳と宗易、大徳寺と堺南宗寺
第3回 4月28日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
　利休と宗陳、大徳寺住持宗陳と秀吉
第4回 5月12日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
　大徳寺北派と南派と秀吉
第5回 5月19日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
　天正寺と天瑞寺創建の問題、利休と石田三成
第6回 5月26日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
　宗陳九州配流の背景、利休と秀吉の相剋
第7回 6月 2日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
　利休「遺偈」の再検討、韓利休「遺偈」との相違性
第8回 6月 9日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
　総論

【注意事項】
講義の経過で、テーマ内容が変更になることがあります。

名前	小澤 富夫
肩書き	元玉川学園女子短期大学教授
プロフィール	１９６０年学習院大学大学院人文科学研究科修士課程修了。哲学博士。元玉川学園女子短期大学教授。著書「家訓」（講談社学術文庫）、「武家家訓遺訓集成」（ぺりかん社）、「歴史としての武士道」（ぺりかん社）、「おとなの江戸東京ドリル」（共著、ダイヤモンド社）、「武士としては」（雄山閣）「戦国武将の遺言状」（文春新書）など。