大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
「一生に一度は、富士山の山頂まで登りたい」。登山ブームの一方で、中高年者の山岳事故が増加しています。ひと昔前までは、高血圧や糖尿病などの持病があると、医師から登山を禁止されましたが、諦めることはありません。正しい知識と準備があれば、持病を持つシニアでも安全な登山ができる時代になり、ヒマラヤトレッキングなど、4000m以上の高所を目指す人たちの「登山者検診ネットワーク」も始まりました。本講座は入門編として、山を歩くときの一般的な注意に加え、転落や脱水など、シニア登山者に起こりやすいトラブルとその対策についてお話しします。さあ、あなたも高尾山から富士山、そしてヒマラヤへ!

【注意事項】
*本講座は、複数受講割引対象外講座です。

名前	川本 雅司
肩書き	帝京大学医学部教授
プロフィール	帝京大学医学部 教授。同附属溝口病院病理診断科。日本医科大学医学部、同大学院卒業。医学博士。日本医科大学准教授を経て、2011年より現職。病理医として、病理標本の診断と学生の教育に従事する傍ら、都内の一般病院の外科外来にて、登山者検診とアドバイスを行う。病理・細胞診専門医、外科学会認定登録医、日本登山医学会認定国内山岳医、登山者検診ネットワーク判定医。志賀高原ジャイアント診療所医師代表。1998年、第18回冬季オリンピック長野大会及びパラリンピック長野大会に医師として参加。2001年、2006年、アルペンスキーFISワールドカップ志賀高原大会競技役員。