大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
所作とは当然のことながら、人間の骨格や人体の動き方などによりでき、作られたものにほかなりません。したがってその根本を知れば全て解決することになります。具体的には、清めるということは、古来より塩や水により、清浄な世界をつくり、やがて香木が移入されると仏教の布教と共に生活にも根づくようになります。所作は時代・生活環境等により増えており、また変化してきたとはいえその根本を訪ねることによりわかり合うことができます。

【講座スケジュール】
第1回 10月 9日(木) 13:00～14:30 講師：安藤 宗良
　清める―清める所作の意味を探る
第2回 10月16日(木) 13:00～14:30 講師：安藤 宗良
　正面―ものには正面があるということを知る
第3回 11月13日(木) 13:00～14:30 講師：安藤 宗良
　扇子・袱紗(帛紗)・懐紙―扇子・袱紗(帛紗)・懐紙を使う意味を探る
第4回 11月20日(木) 13:00～14:30 講師：安藤 宗良
　挨拶(ご相伴、お先に)―挨拶に込められた意味を探る
第5回 12月 4日(木) 13:00～14:30 講師：安藤 宗良
　扱い―茶道具の扱い方を知る
第6回 12月11日(木) 13:00～14:30 講師：安藤 宗良
　拝見―茶道具の見どころを知る

名前	安藤 宗良
肩書き	遠州茶道宗家執事長
プロフィール	１９６６年武蔵大学卒業。遠州茶道宗家宗慶家元の初めての秘書となる。１９９８年肩書を執事長に変更。著書「花の由来」（婦女界出版社）。