講座詳細情報
申し込み締切日:2014-09-30 / 世界史 / 学内講座コード:40
中世ヨーロッパの歴史を読む(2)
- 開催日
- 10月 1日(水)、10月15日(水)、11月 5日(水)、11月19日(水)、12月 3日(水)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 15,000円
- 定員
- 30
- その他
- 【テキスト】
「中世ヨーロッパの歴史」(講談社学術文庫) 1,400円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
ホイジンガは、文明は2世紀間その盛りの時を持つと概観しました。紀元前5~4世紀のギリシア、紀元前1世紀から紀元1世紀のローマ。そして12世紀と13世紀のヨーロッパ中世、さらに16~17世紀の近世(『朝の影のなかに』中公文庫版p195)。前期、春の講座でヨーロッパ世界の成立を見ました。
今期はヨーロッパ中世の盛りの13世紀を展望します。
【講座スケジュール】
第1回 10月 1日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
十字軍。この特異な体験をヨーロッパはどう消化したか。胃にもたれるということはなかったか。
第2回 10月15日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
ローマ法王。イタリアのローマの教会の長が西ヨーロッパ全土の教会を制御するシステムは、実際にどうはたらいたか。
第3回 11月 5日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
アキテーヌのアリエノール。冬のライオンのヘンリーと一緒になってアンジュー帝国をおさめた。
第4回 11月19日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
サンザシとエニシダとユリ。またライオンとワシ。歴史の動態は紋章楯や衣服に植物や動物の紋様を織り出す。
第5回 12月 3日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
ヨーロッパ南北問題。なにかにつけて地中海へ向かう。本家へ帰ろうとする衝動がはたらいていたかのようだ。
ホイジンガは、文明は2世紀間その盛りの時を持つと概観しました。紀元前5~4世紀のギリシア、紀元前1世紀から紀元1世紀のローマ。そして12世紀と13世紀のヨーロッパ中世、さらに16~17世紀の近世(『朝の影のなかに』中公文庫版p195)。前期、春の講座でヨーロッパ世界の成立を見ました。
今期はヨーロッパ中世の盛りの13世紀を展望します。
【講座スケジュール】
第1回 10月 1日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
十字軍。この特異な体験をヨーロッパはどう消化したか。胃にもたれるということはなかったか。
第2回 10月15日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
ローマ法王。イタリアのローマの教会の長が西ヨーロッパ全土の教会を制御するシステムは、実際にどうはたらいたか。
第3回 11月 5日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
アキテーヌのアリエノール。冬のライオンのヘンリーと一緒になってアンジュー帝国をおさめた。
第4回 11月19日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
サンザシとエニシダとユリ。またライオンとワシ。歴史の動態は紋章楯や衣服に植物や動物の紋様を織り出す。
第5回 12月 3日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
ヨーロッパ南北問題。なにかにつけて地中海へ向かう。本家へ帰ろうとする衝動がはたらいていたかのようだ。
講師陣
名前 | 堀越 孝一 |
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肩書き | 学習院大学名誉教授 |
プロフィール | 1933年東京に生まれる。学習院大学名誉教授。テキストに揚げた著述の他『ブルゴーニュ家』(講談社現代新書)『わが梁塵秘抄』(図書新聞)など著述は多岐にわたるが、ホイジンガの『中世の秋』(中央公論新社)をはじめ翻訳物も数多い。とりわけ『ヴィヨン遺言詩注釈』は、著述と翻訳の両面にわたる大部の仕事で、1997年から2002年にかけて小沢書店から4冊本を出版。現在、悠書館から再刊中。また、『パリの住人の日記』訳注の仕事も開始。昨年第1巻を八坂書房から刊行し、引き続き第2巻刊行の作業中。 |