講座詳細情報
申し込み締切日:2014-09-16 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:36
ギリシャ哲学に親しむ(4)乞食も奴隷も皇帝も哲学者
- 開催日
- 9月17日(水)、 9月24日(水)、10月 8日(水)、10月22日(水)、10月29日(水)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 15,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
「犬」と呼ばれた男がいました。敬意を表し、望みをかなえようというアレクサンドロス大王に、「日陰になるからそこをどいてくれ」と言ったこの男は、アテナイで、樽の中に住む乞食でした。
また別の男は奴隷の子として生まれたのですが、後に解放されストア哲学の教師となりました。また同じストアの哲学を学んだ別の男は、皇帝として数々の戦争に赴き、陣中で没しました。アレクサンドロス大王の東方遠征からローマの興隆と世界がグローバル化していく中で、哲学がどのように営まれていたのか、一緒に見ていきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 9月17日(水) 10:40~12:10 講師:小島 和男
樽の中の犬―小ソクラテス学派
第2回 9月24日(水) 10:40~12:10 講師:小島 和男
大王の家庭教師―アリストテレス
第3回 10月 8日(水) 10:40~12:10 講師:小島 和男
奴隷も皇帝も―ストア派とエピクロス派
第4回 10月22日(水) 10:40~12:10 講師:小島 和男
愛と魂の物語―中期プラトン主義
第5回 10月29日(水) 10:40~12:10 講師:小島 和男
魂をとぎすまし上方からの声を聴け―新プラトン主義
「犬」と呼ばれた男がいました。敬意を表し、望みをかなえようというアレクサンドロス大王に、「日陰になるからそこをどいてくれ」と言ったこの男は、アテナイで、樽の中に住む乞食でした。
また別の男は奴隷の子として生まれたのですが、後に解放されストア哲学の教師となりました。また同じストアの哲学を学んだ別の男は、皇帝として数々の戦争に赴き、陣中で没しました。アレクサンドロス大王の東方遠征からローマの興隆と世界がグローバル化していく中で、哲学がどのように営まれていたのか、一緒に見ていきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 9月17日(水) 10:40~12:10 講師:小島 和男
樽の中の犬―小ソクラテス学派
第2回 9月24日(水) 10:40~12:10 講師:小島 和男
大王の家庭教師―アリストテレス
第3回 10月 8日(水) 10:40~12:10 講師:小島 和男
奴隷も皇帝も―ストア派とエピクロス派
第4回 10月22日(水) 10:40~12:10 講師:小島 和男
愛と魂の物語―中期プラトン主義
第5回 10月29日(水) 10:40~12:10 講師:小島 和男
魂をとぎすまし上方からの声を聴け―新プラトン主義
講師陣
名前 | 小島 和男 |
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肩書き | 学習院大学准教授 |
プロフィール | 2004年 学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程単位取得退学。同大学文学部哲学科助手を経て、2007年同大学哲学博士取得。学習院大学文学部哲学科准教授。著書「プラトンの描いたソクラテス」(晃洋書房)、共著「面白いほどよくわかるギリシャ哲学」(日本文芸社)など。 |