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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-10-13 / その他教養 / 学内講座コード:20

日本人の遺言状(書置) 生と死の連続性を探る

主催:学習院さくらアカデミー学習院さくらアカデミー 目白キャンパス(東京都)]
問合せ先:学習院さくらアカデミー TEL:03-5992-1040
開催日
10月14日(火)、10月28日(火)、11月 4日(火)、11月18日(火)、11月25日(火)
講座回数
5回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
人は死を自覚し生の終焉を迎える時、自己の生涯を振り返り、遺書や辞世の歌を残す。簡潔な辞世も、その人物の「心の奥」を窺うことができます。時代を超えて、「遺言状」には、日本人の「生と死」の連続性を見ることができます。今回は、主として武士・町人を対象に、残された「遺言」を解説し、その人物の死生観を探り、私たち自身の「生と死」を考えてみましょう。

【講座スケジュール】
第1回 10月14日(火) 10:40~12:10 講師:小澤 富夫
(1)森長可「娘は町人に嫁ぐように」と書置した戦国武将
(2)丹羽長秀「病気の為、お役に立たず」、主君秀吉へ遺言
第2回 10月28日(火) 10:40~12:10 講師:小澤 富夫
(3)前田利長「家臣の評価は、律儀器量と適材適所にて評議せよ」、嫡子への書置
(4)高山右近「我、南海ニ赴キ命ヲ懸ケテ天ニ名ヲ」:キリシタン大名の遺言
第3回 11月 4日(火) 10:40~12:10 講師:小澤 富夫
(5)黒田長政「兵法は平法なり」:幕藩体制化の嫡子への遺訓
(6)本多忠勝「武士は武士らしく、味噌は味噌臭く」:三河武士の心得
第4回 11月18日(火) 10:40~12:10 講師:小澤 富夫
(7)島井宗室「一生涯、只管誠実律儀に過ごすべし」:博多の豪商、茶人
(8)三井高利「単木は折れ易く、林木は折れ難し」:豪商越後屋三井創始者の遺訓
第5回 11月25日(火) 10:40~12:10 講師:小澤 富夫
(9)渡辺崋山「今晩自殺仕候」:鎖国政策を批判して幕府に捕縛、自裁した武人画家
(10)安藤広重「我死なば、焼くな埋めるな、野に捨てゝ」:江戸っ子の生き意地の遺書

講師陣

名前 小澤 富夫
肩書き 元玉川学園女子短期大学教授
プロフィール 1960年学習院大学大学院人文科学研究科修士課程修了。哲学博士。元玉川学園女子短期大学教授。著書「家訓」(講談社学術文庫)、「武家家訓遺訓集成」(ぺりかん社)、「歴史としての武士道」(ぺりかん社)、「おとなの江戸東京ドリル」(共著、ダイヤモンド社)、「武士としては」(雄山閣)「戦国武将の遺言状」(文春新書)など。
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