大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
江戸時代中期以降、江戸のまちは人口100万人を超える大都市にふくれあがっていました。そこでは常に噂話や不思議な話が飛び交っていたことが当時の「藤岡屋日記」や「耳袋」などの随筆に書き記されています。人々はどんな噂に心を奪われ、あるいは恐怖していたのでしょうか。本講座では、そのような噂話や不思議な話などの伝承や信仰を通して、大都市江戸に暮らした人々の生活や心意を解き明かしていきます。

【講座スケジュール】
第1回 9月26日(金) 18:30～20:00 講師：加藤 紫識
　大江戸不思議ばなし(1)
第2回 10月31日(金) 18:30～20:00 講師：加藤 紫識
　大江戸不思議ばなし(2)
第3回 11月28日(金) 18:30～20:00 講師：加藤 紫識
　大江戸不思議ばなし(3) まとめ

名前	加藤 紫識
肩書き	千代田区立日比谷図書文化館　文化財調査指導員
プロフィール	國學院大學大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期修了。博士（民俗学）。2000年より千代田区立四番町歴史民俗資料館文化財調査指導員として勤務。2011年11月より現職。論文「都市における同業神信仰」(2010「史潮」新第68号歴史学会)など。担当報告書『千代田の稲荷―区内稲荷調査報告書―』(2008 千代田区教育委員会・千代田区立四番町歴史民俗資料館)など。