講座詳細情報
申し込み締切日:2014-05-20 / 世界史 / 学内講座コード:40
中世ヨーロッパの歴史を読む
- 開催日
- 5月21日(水)、 6月 4日(水)、 6月18日(水)、 7月 2日(水)、 7月16日(水)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 15,000円
- 定員
- 30
- その他
- 【テキスト】
「中世ヨーロッパの歴史」(講談社学術文庫) 1,400円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
歴史を理解するには個々の出来事についてくわしく知ることが必要ですが、その出来事がどのような歴史的事情があって起こったかを考えることもまた大事です。出来事を通史を通して考えるということです。逆に言えば、いくつかの出来事をつないで、そこに通史が成立するかどうかを考えるということです。「中世ヨーロッパの歴史」についてそのことを検証するのが今年度のこの講座の狙いです。講師の著述『中世ヨーロッパの歴史』をテキストに取ります。この本は1977年に講談社から「世界の歴史」の一冊として刊行された『ヨーロッパ世界の成立』を2006年に講談社学術文庫に納めたものです。
【講座スケジュール】
第1回 5月21日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
エウロペの誘拐 5世紀まではまだローマ帝国の属州ガリア。ケルト社会のローマ化が進む。
第2回 6月 4日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
フランクの平和 ローマの平和のガリア版。王カロルスはフリーセン人を自由にする。
第3回 6月18日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
地域の中世史 王国は分解し、ノルマンの禍が襲う。地域に根を下ろす確かな生活圏が形成される。
第4回 7月 2日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
ヨーロッパの成立 「指導し、従う」、「世話し、守る」人間関係が成立した。封建制度と呼ぶ。
第5回 7月16日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
十二世紀中世 「建て、作り」、「考え、詩を書く」文化の創造が見られた。ロマネスクと呼ぶ。
歴史を理解するには個々の出来事についてくわしく知ることが必要ですが、その出来事がどのような歴史的事情があって起こったかを考えることもまた大事です。出来事を通史を通して考えるということです。逆に言えば、いくつかの出来事をつないで、そこに通史が成立するかどうかを考えるということです。「中世ヨーロッパの歴史」についてそのことを検証するのが今年度のこの講座の狙いです。講師の著述『中世ヨーロッパの歴史』をテキストに取ります。この本は1977年に講談社から「世界の歴史」の一冊として刊行された『ヨーロッパ世界の成立』を2006年に講談社学術文庫に納めたものです。
【講座スケジュール】
第1回 5月21日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
エウロペの誘拐 5世紀まではまだローマ帝国の属州ガリア。ケルト社会のローマ化が進む。
第2回 6月 4日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
フランクの平和 ローマの平和のガリア版。王カロルスはフリーセン人を自由にする。
第3回 6月18日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
地域の中世史 王国は分解し、ノルマンの禍が襲う。地域に根を下ろす確かな生活圏が形成される。
第4回 7月 2日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
ヨーロッパの成立 「指導し、従う」、「世話し、守る」人間関係が成立した。封建制度と呼ぶ。
第5回 7月16日(水) 15:00~16:30 講師:堀越 孝一
十二世紀中世 「建て、作り」、「考え、詩を書く」文化の創造が見られた。ロマネスクと呼ぶ。
講師陣
名前 | 堀越 孝一 |
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肩書き | 学習院大学名誉教授 |
プロフィール | 1933年東京に生まれる。西洋中世史専攻。学習院大学名誉教授。著述に『中世ヨーロッパの歴史』(講談社学術文庫)、『ジャンヌ・ダルクの百年戦争』(清水書院清水新書)、『ブルゴーニュ家』(講談社現代新書)、『人間のヨーロッパ中世』(悠書館)、翻訳にホイジンガ著『中世の秋』(最新版は「中公クラシックス」・)、最近の刊行物に日本語版監修『騎士道百科図鑑』(悠書館)など。2013年春瑞宝中綬章叙勲。 |